声に出してよむ漢詩の名作50: 中国語と日本語で愉しむ (平凡社新書)

著者 :
  • 平凡社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582857054

感想・レビュー・書評

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  • 中国読みも載せてあり音声ダウンロードができるのが嬉しい。日本語読み(読み下し文)ではなく中国語で読むならどうなのかなと気になっており、素人なので新書程度のボリュームが丁度いい。良い本に巡り会った。

  • 月を詠んだ詩が多くて、秋に読むにはぴったりだった。
    詩の解釈も読んでいて楽しい。
    例えば、杜甫の「月夜」のところで、満月を「団欒の象徴」としたり、嫦娥の伝説から「孤独の化身」としたりと、語釈・現代語訳だけでない踏み込んだ解説となっている。

    本にURLが書いていないが、音声ファイルは次のページからダウンロードできる。
    http://koekan.heibonsha.co.jp/

    ①日本語読み下し、②現代中国語の朗読、③古風の朗詠の3パターンの音声ファイルがあるが、②は力が入りすぎているので、これらに加えてニュースを読むように淡々と現代中国語で音読したものがあれば、中国語を学び始めた人の役に立つのにとは思った。
    ピンインがふってあるのは便利。

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB14053061

  • 本は持ちやすく、書体は読みやすい。
    簡体字標記の原文・読み下し文・解説と内容も豊富。
    しかも朗読音声は日本語読み下し・現代中国語・古風朗詠の三種がホームページで無料DL可という太っ腹ぶり。
    漢詩の本の中では、これが一番好きです。

  • 漢詩を歌うことを初めて知る本。映像があればもっといい。

  • 読むといってもなかなかね。でも、教科書で見たやつばっかりでも世界が広がった。

  • 有名な漢詩についてきちんとおさえてあり、すべてにピンインがあるため、音読も楽しめる!
    読めない人のために、ホームページから音声を聴けるらしい。
    そして、解説がまた詳しい!嫌になるくらい詳しいわけではなく、しかし入門段階にとどまるような、学校の参考書というレベルは超えている。押韻の説明が役に立った。
    ありがたや。

    音読してみると、独特なリズム感や音の雰囲気を味わえる。書き下しを読んで味わうのももちろん良いが、これはこれで面白さがある。酒を飲みながら音読したい。

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