銀座にはなぜ超高層ビルがないのか: まちがつくった地域のルール (平凡社新書)

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著者 : 竹沢えり子
  • 平凡社 (2013年11月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582857061

銀座にはなぜ超高層ビルがないのか: まちがつくった地域のルール (平凡社新書)の感想・レビュー・書評

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  • 行政や法律も必ずしもあちら側という訳では無い

  • 銀座地区が、地域の街づくりルールを定めて街並みや景観を守る取り組みを行っているということは知っていたが、その仕組みが出来上がるまでの経過や、具体的な運用の方法については詳しく知らなかった。

    この本は、百貨店とデベロッパーによる再開発計画の発表からまちづくり協議会による地域ルールの運用によるいまのまちづくりの仕組みが立ち上がるまでを、当事者の目線から描いている。

    現在銀座と呼ばれる地域の中でも様々な歴史背景を持った地区があり、実際のルールづくりや運用にあたっても画一的なルールの適用ではなく、地元の合意の中で少しずつヴァリエーションをつけていきながら結論を出して言っている点が、非常に興味深かった。そういった意味で、銀座街づくりルールは、決して明確で統一的なルールではなく、むしろおおまかな目標を共有しながらもお互いに納得できるところを探っていくためのもののように感じた。特に商業地域という、多種多様な利害が錯綜する地域でこのような取り組みを形にしたという点が、素晴らしいと思う。

    まちづくりは法令上のルールと個人の財産権のせめぎ合いを超えた地域の合意をつくる仕組みや素地といったものが非常に重要になるということを、実例をもって示しているという点で、貴重な本であると感じた。

  • 銀座が銀座であり続けるための努力について。確かに銀座が丸の内になったらいけない、どこにでもある街になってしまう。高層ビルのモールは、外向きにあるのではなく、内向きな構造だ、銀ブラがなくなる。銀座の中にいる人がかいているだけあって、その時の状況、考えがよくわかる。銀座を見る目が変わるかもしれない。久しぶりに銀座に繰り出してみるか。

  • 銀座には行ったことがないのですが、タイトルに惹かれて読みました。
    勉強になりました。

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