韓国語をいかに学ぶか (平凡社新書)

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著者 : 野間秀樹
  • 平凡社 (2014年6月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582857375

韓国語をいかに学ぶか (平凡社新書)の感想・レビュー・書評

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  • えー、なんて言えばいいのか。
    「韓国語をいかに学ぶか」という本のタイトルからすると、話が半分くらいずれてたような気がする。一方、この人は言語学に対する情熱と、言語教育に対する情熱がものすごい人なんだな、ということが本当によく分かる本。この人の講義ってどんなものなのか、ちょっと受けてみたい気がする。。

    しかしわたしは韓国語(朝鮮語)は学びたいけれど、言語学は全く興味ないんだよな。。確かに学習者にとっても言語学的なものや言語教育はどうあるべきかということは重要な事柄なのかも知れないけど、言っちゃ悪いが読んでても「ふーん」としか思わないどころか、全く楽しくない。


    <話される言葉>が重要なのは、何も生成文法から話さなくても、感覚的に分かることで、まぁそういうところからきちんと論理を組み立てるのは、やっぱり学者だからって気もするが、それはすべての人が知らなきゃならないことじゃないと思うんだよな。。

    ってことで、これは学ぶ人のための本ってより、教える人のための本でもあるという感じだった。正直、韓国語と日本語の関係について、もうちょっと深く掘り下げた方がわたしには興味深かったと思うんだけど、まぁ入門段階ではまだ無理なのかな。

    ともかくこの人は朝鮮語も好きなんだろうが、言語学とか学問関係がすっごい好きで情熱を持っているという印象がすごい強い。それは一方ではとても頼もしいものなんだけど、反面ちょっと強引な印象も残ったんだけどね。

  • 通じれば発音はあまり気にしなくていい…なんて思いがちになっていたけれど、この心構えがいけない、とのっけから叱られた。
    話された言葉では、発音がすべてなのだと。
    外国語を学ぶとき、学習者に必要なのは、相手の言語に対する謙虚さなのだと。

    文法なんて学ばなくてよい、という俗説もバッサリ。
    これまでの文法は「話された言葉の文法」でないから、学んでも話せるようにならなかったのだ、と。
    それから、文法を用語から厳密に理解することの大切さが説かれていて、なるほど、と思った。

    語学研究、語学教育研究の成果も紹介されていて、そこも面白い。
    韓国語では動詞志向の構造をとる傾向が強いのに対し、日本語では名詞志向が強いとか。

    図書館で借りた本だけれど、改めて買って手元に置いたほうがいいのかなあ。
    いい本だもの。

  • 私には韓国語との甘い恋愛期がなかった。気がつけば韓国語、振り返ればソウル。デラシネの哀しみ。かの地にしっかりと根を張る友人知人の韓国語愛を羨ましく思い、老いらくの恋でもしてみるかと本書を求める。想像以上に熱い著者の語りに圧倒されるが単なる韓国語賛歌ではない。やがて韓国語を導き手に広大なる言語の海へと漕ぎ出すめくるめく展開。韓国語が分れば理解し易いことは確かだが、未知との遭遇なら書中にて一目惚れできるかも知れない。他言語学習者にもお勧め。この著者の書くものなら『エスペラント語をいかに学ぶか』でも読むと思う。

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