新書840あきれた紳士の国イギリス (平凡社新書 840)

著者 :
  • 平凡社
3.21
  • (1)
  • (5)
  • (5)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 48
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582858402

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 時事通信社のジャーナリストだった著者が
    ロンドンで専業主夫となり
    家事と子育てに勤しむこととなる。
    イギリス人の食に対する無関心や医療システムの複雑さは知ってはいたものの
    まさかこれほどとは。。。^^;
    住宅街の普通の道をクラクション鳴らしまくりでぶっ飛ばすという、紳士の国イギリス人たちの姿は
    ショッキングすぎて想像すらできないレベルでございました。
    美しい庭や優雅なアフタヌーンティ、美味しいスコーンやクロテッドクリームといった類の
    女子が憧れるイギリスの姿は全くでてきません。
    あくまでも日本の中年男性から見たリアルなイギリスの姿がシニカルに描かれています。

  • イギリスに住んでる著者の、淡々とした日常というか。
    特に文化論とか歴史に踏み込むわけではなく、個人が感じた英国の毎日。
    文章は読みやすく、やらしさのもないので好感。

著者プロフィール

1962年、東京都生まれ。ジャーナリスト、日本語教師。早稲田大学大学院修了後、時事通信社に入社。主に経済・国際関係を中心に記者、編集者として活動。2016年5月までロンドン在住。著書に『あきれた紳士の国イギリス――ロンドンで専業主夫をやってみた』『イタリアは素晴らしい、ただし仕事さえしなければ』(ともに平凡社)。

「2017年 『ブリティッシュロック巡礼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

加藤雅之の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×