使える筋肉・使えない筋肉 理論編―筋トレでつけた筋肉は本当に「使えない」のか?

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著者 : 谷本道哉
制作 : 石井 直方 
  • ベースボールマガジン社 (2008年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784583100975

使える筋肉・使えない筋肉 理論編―筋トレでつけた筋肉は本当に「使えない」のか?の感想・レビュー・書評

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  • 「筋肉のデカさからくる爆発力とは」
    筋肉というエンジンのハード面の能力と、それを使いこなすソフト面の神経制御という能力の掛け算で決まる。
    ウエイトトレーニングはハード面の能力を上げる効果があるが、同時にソフト面の能力を下げてしまう危険性がある。
    その危険性を回避するには、神経制御系の筋トレを意識する必要がある。

    見た目をデカくしたい、筋骨隆々にしたいという見た目だけを変える為に必要なウエイトトレーニングは、内部の筋肉にかかる不可の大きさが問題であり、外部に出力する為の力を発揮出来るかは問題ではない。
    つまり何kgのバーベルを持ち上げるかが問題ではなく筋肉に肥大の刺激を与えられるかが重要になる。
    ボディビルダーは「効かせ」方が上手いので軽い重量でも効かせることが出来る。


    ウエイトトレーニングをしている人が引越しの手伝いなどをすると、早々にバテてしまう。
    これは、ウエイトトレーニング愛好者が言う「効かせる」筋肉の使い方の癖が付いてるので、荷物を運ぶ時も「効かせ」てしまうから。

    スキルトレーニングとウエイトトレーニングを混ぜて考えてはいけない。
    野球のボールと砲丸投げの投げ方が違う様に、重さによってフォームが変わってしまうから。


    「筋肉量が多くなれば、速度も速くなる」
    ベンチプレスでMAXが50kgの時は40kgのバーベルをゆっくりしか挙げれないが、MAXを80kgに伸ばすことができれば40kgのバーベルを速く挙げることが出来る様になることからもわかる。

    「背中の筋肉とパンチ力の関係」
    結論から言えば、背中を鍛えたからといってパンチが強くなる訳ではない。
    背中を鍛えるには主に引く動作で鍛えられるのでパンチを打つ動作にはあまり関係がない。
    パンチを打つ際に使われる背中の筋肉とは、パンチを打った際にブレーキをかける時に発達する筋肉。
    つまり強くする為に背中を鍛えるのではなくて、パンチが強い人の背中が必然的に鍛えられているだけ。

  • 筋肉をつけてカッコイイ体になりたい
    だが使えない筋肉はいらない。
    そんなあなたに…。

    OPACへ⇒https://www.opac.lib.tmu.ac.jp/webopac/catdbl.do?pkey=BB02189546&initFlg=_RESULT_SET_NOTBIB

  • ボディビルダーの筋肉は見た目だけで使えない。
    使える筋肉は実戦でしかつかない。
    こうしたよくある言説に科学的な手法を用いて回答していく。

    筋トレ(健康のため、美容のためのものを含む)を実践する人の多くは、一問一答的知識(方法)しか持ち合わせていないだろう。
    (知識を持っていれば良い方かもしれない)
    大きな一つの問いに答えるために、様々な筋肉の性質、トレーニング手法に触れていく本書を読むことで、より全体像をつかむことができるように思う。

    問いの答えをメタファーで表現するならば、
    ハードウェアとソフトウェア、ということだろう。
    (あえてメタファーで多くを切り捨てることにした。詳細は読まれたし)
    私は最近少し筋トレをしているが、同時にソフトウェアも鍛えなければならない。
    ということで、次は頂いた『古武術介護』に挑もうと思う。
    <http://booklog.jp/users/filled-with-deities/archives/1/4260008897>

    ところで、終盤、グッドリッジがなぜ故マイク・ベルナルドを倒せたのか、ということに関する記述がある。
    要は慣れない軌道だったため、ということだろうが、
    私は先日のUFC144での山本KIDを思い出した。
    彼のフックも最初の頃はおもしろいように敵を倒していたが、
    この日は完全にブロックされていた。これは、グッドリッジの裏返しなのだろう。

  • 漫然と筋トレするより、まずはこの本を事前に読むべき。Stretch Shortening Cycle。効かせる、とは。他。

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