- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584120460
感想・レビュー・書評
-
あまりにも会津側からしか、見ていなくて、ちょっとどうなのかと思うけど、説得力はあり。
八重の桜をみていて、よくわからないところがいくつか、あったので、副本的な気持ちで読んだけど、予想以上にダークな一冊。ところどころ、時間の流れに沿っていないので、えーと?っていう感じも。大まかなところは掴めるかなぐらいの感じ。
結局のところ会津は時流を読み違えたのだろう。スケープゴートとなったということ。
わかってはいても、せつない。
明治維新から100年を経ても、まだ長州、薩摩への憎悪が、同じ国の中でも残っているのなら、中国や、韓国の日本への憎悪感も戦後60年ではなくならないのだろうなぁ、と思わされた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なぜ会津がとつぜん朝敵となりあのような悲劇が起こったのか、ようやく理解できた。会津人が書いたものとはいえ、ヒーローとして紹介されてきた薩長を違う面から見ることができる。会津藩に対する誤解がこんどの大河ドラマでとけることを祈ります。
-
立ち位置で運命がだいぶ変わるんだなあと思った。
-
京都守護職就任から戊辰戦争まで、天皇と将軍に信頼されていた時代から「朝敵」と呼ばれるまで。
2010/12/13 -
すらすら読めた。
会津はひどい仕打ちを受けたんだ!そういうことなんだ!と思う。
だけど、会津と薩長の対立を客観的に研究していきたいなって思った。
どちらかに詳しくなれば、もう片方のことは知らないわけで。
長州や薩摩にくわしい本も読まなきゃって思った。
卒論のテーマも見えてきた。