おとなの男の心理学 (ベスト新書)

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著者 : 香山リカ
  • ベストセラーズ (2007年12月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584121665

おとなの男の心理学 (ベスト新書)の感想・レビュー・書評

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  • 電車やバスなどの公共機関で、若い人のマナーが悪いとの異見を聞くことがありますが、個人的には若い人よりも、お年寄りの傍若無人ぶりに出くわすことの方が多いような気がします。
    そのほとんどが男性です。
    会社や家で偉いまたは偉かった態度が出ているんだろうと、「勝手な想像」をしていましたが、この本を読んで私の「勝手な想像」もまんざらではないと思いました。

  • 男は自尊感情を収入とか肩書きで満たすが、女は妻とか母といった「存在」で自尊感情満たすらしい。という事は男は独身だろうが、既婚・子持ちだろうと関係なく、定年退職により自尊感情を失うだけだけだが、独身女というのは永遠に自尊感情が持てず、非常に厄介で問題があるのではと思った。要するに、夫・子供がいる女性だけが永遠に自尊感情を持ち続ける事ができるのかと。(もちろん相手次第なんだろうが)
    P95の結婚の満足度変化の図はちょっとイガイで面白い。男女共に10年目ぐらいが満足度のピークで、男の下降は緩やかで結婚当初よりも高い満足を維持しているが、女は10年目ぐらいから急激に下降していく。たぶん夫が中間管理職ぐらいになって仕事が大変になり、家庭を顧みなくなるし、子供は小学校高学年になり面倒も少なくなるので妻・母としての満足を感じられないのだろう。やはり女は「存在」が重要という事か。女は結婚しても(よほどいい夫・子供が居ない限り)総じて満足を得られない。かといって、独身でも自尊感情は満たされない。これって、かなり厳しいよなあ。まあ、満足って最終的には状況環境云々より自分の考え方次第なんだろうけど。
    題名が「大人の男」とあるが、中身は「定年退職した男」である「老年の男」が対象になっており、「男の老後の心理学」という感じで、ちょっと題名に偽りアリって気もするが、内容的には女性の不幸話も多く、50を超えた独身女性である著者のボヤキ・嘆きにも思えてしまう。

  • 老いを楽しむ男になるか、老いを恐れる男になるか。。。

  • 中高年の男性の心理をメインにして書いている本。共感できる部分はあった。おじさん達を見てるとそういうもんやろって思った。

  • カッコつけず、虚勢張らず、見栄張らず、等身大、自然体で勝負できる男が、「おとなの男」ということになろうか。
    また、「以心伝心」「阿吽の呼吸」に頼らず、思いをきちんと伝えることが、夫婦、家族のコミュニケーションの基本だと感じた。

  • [ 内容 ]
    「おとなの男」が精神医学の対象として浮上したのは、ごく最近のことである。
    平均寿命が伸び、定年後の人生が長くなるにつれて、これまで成熟や達観の年代とされていた「老年期」に、中年期の危機(ミッドライフ・クライシス)がずれ込んできた。
    目まぐるしい社会の変化と、日進月歩のテクノロジーがそれに拍車をかけ、かつてなら人生の完成期に権威顔をしていた男たちが、実は、いちばん変化に弱い心性の持ち主であることがわかってきたのだ。
    老いを愉しむ男(フィロバット)になれるか、反対に、恐れる男(オクノフィル)にしかなれないか、それは日々の暮らしの中の、ちょっとした気のもち方にかかっている。

    [ 目次 ]
    第1章 おとなの男の心理学
    第2章 壊れる自尊心
    第3章 ちょいモテオヤジか更年期男性か
    第4章 なぜ妻に逃げられるのか
    第5章 親を“卒業”できない
    第6章 老い方を知らない男たち
    第7章 健康との上手なつきあい方

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  •  老いを楽しむ男(フィロバット)になるか、反対に、恐れる男(オクノフィル)にしかなれないのか…。と言われても、現在の社会情勢は男に厳しくなってきていて、簡単には老いを楽しむ男になれそうにない。
     自らの矛盾した行動に気づかないの章は参考になる。こんな人、いそうな気がする。それも、地位も名誉もある人が。

  • 10018

  • 「「〜あなたはおかしい人間なんかじゃなくて、飛び抜けて能力のある人ですよ」という精神科医の“お墨つき”を得たい、と思っている人もいるようだ。」

    読まないって思ってたのに、とりあえず借りていた分だけ読まなきゃ!と思って何とか読んだ。
    この人は相変わらず情報をうまく使ってつなぎ合わせて書いているなぁと思った。なんであんまり気に入らないか考えたのだが、この人の自分の臨床の場に来るという人の例といったものが全くリアリティがないというか、エピソードでしかなくてやっぱり「で、なんなの?」と聞きたくなるのだった。残念賞ーー。

  • 人生の半分が終わり私も中年の仲間入り。最近、疲れが取れづらくなったり、ハゲてきたりと肉体の衰えは自覚症状も十分ある。健全な精神は、健全な肉体に宿るという。健全でなくなった体をもつ中年の心には健全らしからぬ精神が宿っている。この本は、そのような中年特有のこころの問題を扱っている。オッサンの揺れる男心?を理解するにはまずまずの内容である。オッサンに関わらずに生きていける人はまず居ないだろうから、多くの人に有用な本に違いないと思う。

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