私は若者が嫌いだ! (ベスト新書)

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著者 : 香山リカ
  • ベストセラーズ (2008年12月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584122075

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私は若者が嫌いだ! (ベスト新書)の感想・レビュー・書評

  • 爽快なタイトルをみて思わず手に取ってしまった本。

    若者の立場から若者論を語ってきた精神科医香山リカ先生。
    この本では、若者から一歩はなれ、若者の「得体の知れない弱さ」が何に基づくものなのかを分析し、それに対して大人は社会はいったい何ができるのか、という処方箋を呈示する。

    ちなみに、著者が嫌いな「若者」とは
    1)すぐ音を上げて逃げる若者
    2)居場所がない、とさまよいすぎる若者
    3)「キレた」「落ちた」「真っ白になった」といえば許されると思っている若者
    4)大人を信頼しすぎる若者
    5)大人に甘えすぎる若者
    6)学力がない、知識がないのに開き直っている若者
    7)自信がありすぎたり、なさすぎたりする若者
    8)自分のことしか考えられない若者
    9)簡単に傷つきすぎる若者

    よくもここまで言えたなぁという内容。
    納得いく部分もあれば、本論からずれてしまっている内容までさまざま。
    若者のネット利用似ついては偏見もあるのかも知れないなと、古谷経衡(著)『若者は本当に右傾化しているのか』を思い出した。

    ----------------
    【内容(「BOOK」データベースより)】
    ネトウヨ、弱者いじめ、シュガー社員、うつ病セレブ、誰でも殺人…自己責任か、社会の犠牲者か。
    ————————
    【著者略歴 (amazonより)】
    香山リカ(かやま りか)
    1960年、北海道生まれ。東京医科大学卒業。精神科医。立教大学現代心理学部教授。豊富な臨床経験を活かし、現代人の心の問題のほか、政治・社会評論、サブカルチャー批評など幅広いジャンルで活躍する。『知らずに他人を傷つける人たち』『おとなの男の心理学』(ベスト新書)、『親子という病』『なぜ日本人は劣化したか』(講談社現代新書)、『「私はうつ」と言いたがる人たち』(PHP新書)、『キレる大人はなぜ増えた』(朝日新書)、『スピリチュアルにハマる人、ハマらない人』『イヌネコにしか心を開けない人たち』(幻冬舎新書)、『いまどきの「常識」』(岩波新書)など著書多数。
    ————————
    【目次】
    第1章 経済格差が生んだ若者の弱さ
    第2章 教育格差が生んだ若者の弱さ
    第3章 弱い若者を襲う新型うつ病
    第4章 「誰でもよかった」殺人と気遣い型の親殺し
    第5章 ネット社会で増幅される若者の弱さと甘さ
    第6章 若者はなぜ想像力を失ったのか
    ————————

  • 新型うつなどもとりあげられる。経済格差や教育格差で生まれる若者の弱さを臨床経験からあぶりだしていく。

  • あるある的な感想。ちょっと読んでいて疲れるけれどなるほどとは納得する。読後感はあまりよくないし、建設的な内容ではないと思うけれど、日頃多くの患者さん、若者に接している筆者ならではの本。

  • 香山リカなんで、読んでみた。それほど新鮮味とかはないが、バランス良く、わかりやすい。

  • 若者の味方だと思いきやいきなり突き放してきました。ただ中身はそんな辛辣な内容ではなかったです。さすが香山さん。

  • 無理してバブリーな生活を続ける人、ケータイとコンビニの空間に引きこもる人、競争と自己責任の世界でかろうじて糊口をしのいでいる人。個々人それぞれで、社会はチリヂリになったようにみえます。(p110) http://www.yobouigaku-kanagawa.or.jp/kenkana/443-2.htm 印象に残ったのはここかな(著者の意見ではなく引用だけど)。新書にありがちなキャッチーな題名への批判も多いが、内容的には概ね納得できる。ひとことで言えば、「文句言う前に努力しろよ」って事なんだけど、そう言われると反発しちゃう人も居るのかな?と。若者に限らずね。

  • いわゆる「最近の若者」に

    ・精神的に傷つきやすい
    ・プライベートでは元気なのに、仕事となると無気力
    ・ネットの世界に引きこもる
    ・想像力が欠如している(ex.筑紫哲也氏の死を喜ぶ2chの書き込み)

    といったような特徴が見られ、だからこそ若者が嫌いだと主張する本。タイトルからも分かる通り、かなり感情的な内容。

     中には確かに共感できるものもある。特に筑紫氏が死んで「メシウマ」と書く行為は醜悪だった。死んだ人が誰であれ「死屍に鞭打つ」のは日本人にそぐわない行為だと思っているので。

     でも「統計的な裏付けあるのか」、「若者に対する偏見ではないのか」という批判に対して「印象論でも事実だからいいじゃないか」と開き直る様は見苦しい。自分の見聞きした範囲内だけで「今の若者はこんなにダメな連中だ!」という著者の主張に説得力はない。

     この人は主にネット上のナショナリズムの高揚を批判したり、9条擁護を主張したりすることから、リベラル派のはずなのに、若者観は「最近の若者は情けない」、「自分の若い頃はもっとマシだった」と悪い意味で保守的。年をとるとこうなるものなのか…

  • キャラ化する/されると重複するような問題点を多く取り上げ、本書は若者を批判的に書いてある。読んだ感じ、同意するところもあるけど、稀なケースを取り上げている気もする。と思ったらあとがきにそのような断りがあった。
    今の若い人は、コミュニケーションの仕方が良くも悪くも変わったんだろうなと思う。同質的な人としか集まらないけど、それはその中でのコミュニケーションが繊細である必要があり、その労力の多大さから他の関係の無い人達へ関心を向けられない。
    昔は日本国内でも地域や年齢によって差があったけど、メディアの普及で均一化されてきた。そういう面からも差異のある他者への関心が向けづらいのではないか。

  • 誰に向けて何を訴えたいのかよくわからない。今の若者の傾向をわかりやすく分析しててそれなりに面白いけど、どこかで読んだような内容ばかりで、そもそも主題が何なんだろう、と。タイトルどおり、著者のつぶやきなんだろうなぁ。

  • 香山リカさんという精神科医の先生が若者について
    分析し、嫌いだと言っている…という本

    香山さんは若者に対して興味がとてもある
    ということはわかりました(好嫌は別として)

    そして“若者”って…と思っていたら50歳でビックリ!
    今の50歳って若いんですね…

  • 突っ込みたいところ色々。でも大体は共感できる。

  • この著者の本を初めて読みました。
    いままでなんとなく手に取りづらかったのだが、この著者にして意外なタイトルだったので読んでみました。

    この著者に対するイメージとしては「弱者の味方」「若者の養護者」というイメージを持っていたのだが、その彼女が「若者が嫌いだ」と言い切ってしまう。そこに惹かれました。

    この本に書かれている若者。確かにみんな腹が立ちます。
    ある意味気持ちいいくらいに斬ってます。

    だけど、かと言って自分には何もできません。
    ただ、こんな若者が増えていると認識しておくことくらいしかできません。
    こんな若者をただ責めることもできません。こんな若者を作ったのはいまの社会なんですから。

  • [ 内容 ]
    ネトウヨ、弱者いじめ、シュガー社員、うつ病セレブ、誰でも殺人…自己責任か、社会の犠牲者か。

    [ 目次 ]
    第1章 経済格差が生んだ若者の弱さ
    第2章 教育格差が生んだ若者の弱さ
    第3章 弱い若者を襲う新型うつ病
    第4章 「誰でもよかった」殺人と気遣い型の親殺し
    第5章 ネット社会で増幅される若者の弱さと甘さ
    第6章 若者はなぜ想像力を失ったのか

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 若者視線でお馴染みの精神科医・香山リカが、最近嫌いになってきたという若者についてダラダラと語るエッセイ(?)

    サラッと読めるが、特に可もなく不可もなくといった感じで星3つ。

  • 辛口コメントの香山先生の本です。

    シュガー社員とはよく言ったもんですね。大人数がいればそんな社員も増えるんでしょうね。弊社のような小さい会社は一騎当千でなくてはやってはいけません。

    自己責任か  そうでしょうね。
    社会の犠牲者か  それもあるでしょうね。

    自立と支援両方が必要でしょうね。。

  • 自分もまだ十代と若いのだが、自分が知らない世界の実感、新しい社会観を覚えた。
    ものごとをとても現実的に捉える香山さんの視点が大好き。

  • 読んだのがだいぶ前なので内容は詳しく覚えてませんが、
    「この人面白いこというなぁ」と思った覚えが。

    2013
    売却済み

  • 若者をここまで的確に捉えられる著者がすごい!
    著者も若者の部分を持ってるように感じます。

  • 2009年4月2日読了。

  • 【著者はこんな人】

    精神科医
    評論家・文筆家でもあり、エッセイなど数多くの著書を執筆

    【だいたいこんな本】

    「若者の味方、よき理解者」と見られるなか、
    最近は、若者と接していて嫌悪感を抱くことが出てきた、

    では、いったいどんな若者が嫌いなのか、
    そういった若者が生まれる背景などを精神科医の立場から綴っている


    【読んでみて、こう感じました】

    いつの時代も
    「最近の若い者は!」っていう台詞がありますが
    私も同じ言葉を心の中で言っています

    この台詞をいう時点で
    自分は若くないと認めるわけですが・・・

    時代の流れや、生活環境等が
    人間形成に大きく影響する中でうまれる
    ’歪み’は、理解するところではあるのですが

    単に、「甘え」じゃないか?
    と思うこともあります。

    でも、その言葉を発する怖さ

    「理解」が足りないと非難される恐れ

    でも、こういった専門家のかたが
    取り上げてくれると

    何となく救われるような気もします


  • あとがきで自身で書いているように”印象論”といった印象を受ける。一概に今のワカモノはとは言えないので、視点の一つとして読むぶんにはよろしいのではないでしょうか。

  • 購入場所:ブックファースト 新宿ルミネ1店
    読書期間:2009年1月18日〜2009年1月19日

  • 一気に読み上げて、う〜んと眉間に皺が寄ってしまった。

  • 著者が、普段思っていることを
    愚痴っぽく並べたとも取れるが、
    読んでみると違和感はない。
    共感できる。
    著者は、そう思う理由に
    印象論といってるが、
    印象論でも真実なら構わない。
    若者論を考えさせられる。

    嫌いな理由が語られているだけで、
    対策や提言などはない。

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