鬼平の給与明細 (ベスト新書 276)

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著者 : 安藤優一郎
  • ベストセラーズ (2010年4月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584122761

鬼平の給与明細 (ベスト新書 276)の感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた。ブラックやん

  • 借金まみれだった鬼平。所領をめぐる大岡越前の裏工作。武家社会の給与事情や御家人の財テクなど、金銭事情から解き明かす武士の素顔とは。

    年給を取った今日は、ゴロゴロと休んでいます。ここ暫らく活字の本から離れていたのですが、久しぶりに親書を一冊。

    鬼の平蔵こと長谷川平蔵は時代劇でも人気がありますが、ドラマでは家計の遣り繰りに苦労している姿を見せません。他の鬼平を扱った本で、家計に触れた本はなかったと思います。江戸の旗本御家人達が不十分な給与を補うためにさまざまな遣り繰りをしている姿は面白かったです。

  • [ 内容 ]
    「武士は食わねど高楊枝」。
    武士たるもの、空腹でも食べたようなふりをするものだという意味だ。
    清貧な武士の姿は、飽食の現代人にとっては、まさしく理想像である。
    しかし、武士社会は金と無縁ではいられなかった。
    鬼平こと火盗改長官・長谷川平蔵の借金まみれの姿に、名奉行・大岡越前の財テク術。
    理財の道に長けていた武士たちは、身分など低くとも、官僚組織のトップに登りつめることができた。
    江戸に生きた武士たちの本当の姿。
    アナタの歴史観が変わる一冊。

    [ 目次 ]
    1 鬼平の懐事情―金策に苦心する(火付盗賊改への道;平蔵に注がれる世間の冷たい目 ほか)
    2 金品が飛び交う江戸の武家社会―給与の表と裏(俸禄米と扶持米;賄賂と役得 ほか)
    3 御家人の生活簿―武士の財テク(節約の知恵;屋敷の活用 ほか)
    4 旗本の家計事情―農民への借財(大岡忠相の裏工作;用人に支えられた旗本たち)
    5 武士の消滅―消えて行く家禄(幕府の滅亡;江戸を去る幕臣たち ほか)

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