- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584123799
感想・レビュー・書評
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著者は、こう思っている と読めた↓
・大阪維新の会が日本を変えてくれるのではないかと期待している。
・期待しているの橋下代表のタレント/キャラとして旬な人気に他ならない
・橋下氏の行動力は買うが、揺るぎない信念に基づくものか、ムードや条件反射、ごく一部のブレーンの判断か、その政治力については疑問をもっている
・大阪府、大阪市の無駄行政のコストダウン断行は支持するし、国政に出る前に、大阪市での結果をまず出してほしいと願っている。
・民主党にはまったく期待していない
・維新の会が政治を変えるとすると、自民/民主でないローカールパーティの連合による政権運営により、強力なリーダーシップをもった独裁者を超優秀な取り巻きが誘導するスタイルで、強引に既得利権構造を破壊するもの
・行政の無駄構造(公務員の多さと官僚天下り構造に代表される税金の官僚機構での消費)をまずは正すべき
・みんなの党もその行政改革の目的で支持している
・国会議員となる人の資質として、現場(市議員、県議員)の経験を5年程度つむべきであり、また政治家としての能力(おそらく経済構造、歴史観、社会学、語学、表現力など)を試験すべき
とこんな感じ。
福岡さんは久米さんのニュースステーションで政治解説していたのを良く拝見していました。ゆったりとした語り口で分かりやすく解説していた好印象が残ってます。
結局、どうにか変えなきゃならないし、それには維新の会に期待せざる得ない状況なんだけど、その維新の会自体も代表の人格、人気先行、政治力および組織としても評価はしていない。
よって、悶々とした感じでグルグル回っている感じ。
誰を担ぎたいのかが書かれていないし、書けないのだろう。
そこが日本の苦しい状況なのであろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示