- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584124475
感想・レビュー・書評
-
題材が尽きた感有り。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトルが内容と噛み合っていない。
有名どころの心理現象や研究・実験結果を乱雑に紹介し続けるだけで、著者の自論が一割もない。
紹介の仕方も、児童向けの本かというくらい詳細が省かれており、破綻した理論(自論)で話を結んでいることもしばしば。
ときどき挿入される「いかがでしょうか?」という語句がウェブに溢れる質の低いキュレーションサイトを彷彿とさせる。
出版時期が古ければ情報の羅列だけでも最先端を紹介していたという価値があった可能性があると思ったが、2014年発行と、かなり新しい。
著者がこの本一冊で誰に何を伝えたかったのか分からない。 -
「脳は騙される」
脳科学においては常識の事実を逆手に取り、自らの力で自分の脳を騙しコントロールするヒントをさらーっと解説。ここで気になった事項を詳しく調べてみる入門中の入門編。
ある程度知識のある人にはかなり物足りないかも。
セロトニンの分泌量を決めるセロトニン・トランスポーターの遺伝子タイプの割合が、日本人とアメリカ人では違うことによる国民性の違い、が面白かった。セロトニン分泌量が少ない人の割合が多い日本人は報酬依存の傾向が強く、周りの空気や世間体が気になる気質さこのことに由来するのかも、となかなか説得力あり。
い -
恐らく著者は、妄想も信じ続けることで現実のものとなる、ということを言いたかったのだと思います。