脳はどこまでコントロールできるか? (ベスト新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584124475

感想・レビュー・書評

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  • 自分をご機嫌にさせる方法を、もっと増やそうと思いました。

    魅力的な人になることもまだ可能かもしれないので、
    人生を楽しむために活用したいです。

    中野先生が魅力的な理由も本書に溢れているので、ぜひ応用活用し、別書も読みたいです。

  • なんとなく性別、性格とか文化の違いで片づけられていることが実は脳の構造、構成がそもそも違うからというはっきりした理由があるんだとわかって妙に納得。自分が好奇心旺盛で新しもの好きで飽きやすいし恋愛でも目移りしやすいのは、あ~俺はDRD4受容体が多いからなのか~とかw
    テストステロンは孤独を好む傾向があるから、ストレスがかかると女は友達で集まって女子会したりするのに対し、男は一人になって考えたり自分の時間や空間を持ちたいと思うのだとか。へ~~~だね。脳がそういうふうにできてるならもうそれは必然的なことなんだね

  • 頭いいひとは文章もおもしろい

  • 恋とは、脳の働きを麻痺させることで、個体より種の保存を優先するよう仕向けるためのものだったんですね。特に後半部分は知らないことが多く、勉強になりました。

  •  『脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体』が面白かったので2冊目を手に取りました。脳内麻薬が脳内物質に特化した私にとっては科学的な内容だったのに対し、この『脳はどこまでコントロールできるか?』は、科学的に解明されていく脳の性を踏まえて書かれているものの、中野信子さんが読んだ本に書いてあったエピソードなどを基に想いを綴ったようなエッセイ的な内容です。

     そんなにアカデミックな内容ではないですけれども、タイトルから受ける印象とは異なり、人間的で心情的な内容で、少し疲れている心を励まされるというか、希望と勇気を与えられます。ちょっと人生に疲れてしまっている人や、何らかの理由で新しい人生をスタートしようとしているような人に薦めたい本です。この感想・レビュー・コメントを読んでくださっているあなた。騙されたと思って手に取ってください。コスモスのピンクがより鮮やかに見えるようになることを保証します!

     私たちは人間に生まれてきたという事実に逆らえないし、人間としてどのように生きていくかということを考えざるを得ないのですけれども、より良い生を全うするために脳を知り上手く使いたいものです。そこに意思の介在ができると信じて…

著者プロフィール

脳科学者、医学博士、認知科学者。1975年、東京都に生まれる。東京大学工学部卒業後、同大学院医学系研究科修了、脳神経医学博士号取得。フランス国立研究所ニューロスピンに博士研究員として勤務後、帰国。現在は、東日本国際大学教授として教鞭を執るほか、脳科学や心理学の知見を活かし、マスメディアにおいても社会現象や事件に対する解説やコメント活動を行っている。著書に『サイコパス』『不倫』(ともに文藝春秋)、『人は、なぜ他人を許せないのか?』(アスコム)、『脳の闇』(新潮社)などがある。

「2023年 『賢くしなやかに生きる脳の使い方100』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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