読書で賢く生きる。 (ベスト新書)

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  • ベストセラーズ (2015年4月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584124710

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読書で賢く生きる。 (ベスト新書)の感想・レビュー・書評

  • 読書に一家言ある3人が集まって、読書について語りまくる本です。それぞれの著者によるエッセイ3本+鼎談3本によって構成されています。

    いつもの書店で立ち読みをしていたところ、"そもそも「成功」っていうよりは、「生き残ること」が大事なんですよ"(P.95)という一言が響いたので読んでみた次第です。次から次へといろんな本を読んではいるものの、まるで「生き残る」ためのスキルが身に付かない我が身を思うと、なかなか痛い指摘でした。

    ビジネス書をぶった斬っている点はお三方とも共通している一方で、読書に対するスタンスは三者三様です。中川氏はいつもの芸風で持論を展開、漆原氏は枠にとらわれずに好きに読めばいいというある種リベラルなスタンス、山本氏は「行動に移し、自分を変えていく」ことを重視するストイックな姿勢、という感じがしました。

    個人的には"本を読めば、それが例え無意識の領域だとしても、何かしらの形で読んだ人の心に読後感を刻み込んでいるのではないでしょうか"(P.154)という漆原氏の考えに共感を覚えます。でも自分のようなヌルい人間は、少しは山本氏の本に対する真摯な向き合い方を見習ったほうがいいのかもしれません。

    ビジネス書に対しては前述の通り手厳しい評価をされているのですが、ただ単に叩いているだけではなくて、ビジネス書との付き合い方みたいなものを教えてくれる本でもあります。本書を読んでいるうちに、逆にビジネス書が読みたくなってくるのはわたしだけではない、と思います。非常に刺激的な一冊です。

  • 最近のくだらないビジネス本は読んでも意味ないよって話。

    私もビジネス本を300冊程度読んでみて、読み継がれる定番の名著がいかに鋭く、最近の本がいかに適当かがわかったので完全に同意。

    当然、新しくて良い本もありますが、宣伝やキャッチコピーが上手くてくだらない本に騙される率が高いんだよな~。

    著者は、そういう売り方が上手い本ではなくて、キチンと練られた本を買ったほうがいいよって言ってます。
    お金が勿体ないから、騙されないでねと。

    そういう意味では、この人たちは相当読んでて、もしドラみたいな、う~ん?って本も一応読んでる。

    そういう下地があるので、ここで出てくる推薦図書は私の評価ともかなりマッチしてて信頼できそうだし、読んでない本も結構あるので、今後の参考にしようと思います。

    結局、
    ・自慢や成功のためとかじゃなく、読みたい本を読め。
    ・過去の名著を読め。
    ・宣伝に騙されるな。
    ・畑違いの成功者の本は、参考にしかならない。
    ・自己啓発本はほぼ役に立たない。目の前の仕事を頑張れ
    ・所詮読書なんて娯楽だぜ。
    とまあこんな感じ。

    この人たちは、本が好きで、いい本に刺激を受けた分、
    金儲けのためのクソみたいな本が許せないんでしょう。
    私も全く同じですが、図書館派なので金というより時間を返せと言いたくなるわけですが…。

    とはいえ、そういうタイトルだけのクソ本とかを肴に「あの本くだらないよね~」と語るのも読書の楽しみなわけで、この人たちはそれを含めて楽しんでるんだと思います。

    沢山の本を読んだ人ならほぼ同意できる内容だと思います。

    ビジネス本好きは是非。
    意外とオススメです。

  • 3人の共著者による本選びや本のトレンドに関する鼎談と、それぞれの読書に対するスタンスやオススメ本から成り立っている新書。なかなかボリュームもあって面白いです。
    3人のtwitterやブログ、著書を拝見していたので読みやすかったです。歯に衣着せぬ物言いが笑いも誘います。

    中川さんの部分…ネットのポジティブな面を著す人がいれば、ネガティブな面を著す人がいる。中川さんは後者である、と。ある物事に対するスタンスに通じるものがありますね。

    漆原さんの部分…『ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない』の続き的なことが書いてある印象。もっと気楽に本を読もうよ、ということに共感しました。

    山本さんの部分…読書とは自分の知の体系を構築していくもの。類書を数冊読んで比較することによってはじめて自身の血肉になるのでは、という主張。その通りだと思います。

    鼎談…コンテクストを排除して読む方法を身につけるのはすごく大事なことだと思いました。そうじゃないと自分の中におちてくる内容が本の主張と食い違ってきてしまうことがあるから。でも、難しいですね。ここでも同じ分野の類書読みが重要なのかな。

    もうひとつ、東大生の中にはフリックで論文を書く人もいるというトピックがありました。
    自分も読書の感想とか、キーボードで書くときとフリックで書くときがあって、フリックで書くときの方がより浅いこと書いてるかもしれない。笑
    でも、読んでるときに傍らにパソコン置くのも面倒だし、気づいたことをすぐ書き留めておけるという意味では、フリック入力も便利だと思います。でもやっぱり、一定以上の文字を打つときにあまり良いとは思わないかも…

  • 「この本は誰に買われるのだろうか?」「読書好きでもなければこの本は買われないだろう。」まさしくその通りである(笑)

    本書では、読書をするということに加え、その本に対する書評を3人の対談形式で扱っている。また、ところどころ笑いを誘うカケラが散りばめられており、ページ数ほど負荷のないものとなっている。

    本書で取り上げられている著者であれ、著書であれ、ネットないし書店・図書館に通い、本を買ったり借りたりする人にとっては、なじみの多いものがその大半であることだろう。他ならぬ私自身も、恥ずかしながらその著者の本を手に取り、自分の書棚にストックしている一人でもある。

    読書をする意味や意義はもちろん人それぞれなのだが、自己啓発本に限って言えば、そればかりにはまり躍起になるのではなく、読書の一ジャンルとして捉え、本書でも言うように「気づいても最後まで付き合う」、そんな形で接していくのが良いのではなかろうか。

    それにしても、本のタイトルが『読書で賢く生きる。』となっているが、本書にある『部屋と私と家族と家康と読書』の方が書の雰囲気を醸し出していると感じるのは、おそらく私だけではないはずである。

  • 松下幸之助 商売心得帖 経営心得帖
    加藤昌治 考具
    吉田豪 聞き出す力
    呉智英 愚民文明の暴走
    中島義道 うるさい日本の私、生きることも死ぬこともイヤな人のための本
    バルタザール・グラシアン 賢者の教え
    ジョエルパーカー パラダイムの魔力
    勝間和代 効率が10倍アップする新知的生産術
    ナポレオン・ヒル 思考は現実化する
    カーネギー 人を動かす
    小倉昌男 経営学
    ピーター・ドラッカー プロフェッショナルの条件
    エリヤフ・ゴールドラット ザ・ゴール ザ・ゴール2
    バーバラ・ミント 考える技術 書く技術
    バーバラ・エーレンライク ボジティブ病の国アメリカ
    内田樹 疲れすぎて眠れぬよる夜のために
    高橋昌一郎 理性の限界 知性の限界
    中川淳一郎 凡人のための仕事プレイ事始め
    ブラック・スワン上巻 日露戦争 資金調達の戦い
    すべての仕事を紙一枚にまとめてしまう整理術
    間抜けの構造 媚びない人生
    ソーシャルもうええねん
    MEDIA MAKERS
    牧野智和 自己啓発の時代
    7つの習慣 思考は現実化する 人を動かす
    ジェームズ・アレン 原因と結果の法則
    ノーマンビンセントビール 積極的考え方の力
    小泉信三 読書論 すぐ役立つ本はすぐ役立たなくなう
    藤田田 勝てば官軍
    本田宗一郎 得手に帆あげて
    稲盛和夫 パープルサンガのチケット
    盛田昭夫 21世紀へ、盛田昭夫語録
    鈴木敏文 変わる力 セブンイレブン的思考 品のいいワタミ
    山本一郎 ニッポン経営者列伝 嗚呼、香ばしき人々
    アドラー心理学 シンプルな幸福論 90年代新書
    ライトノベル 城平京 虚構推理 鋼人七瀬
    「ベストな選択肢が見当たらない問題」はそこらじゅうにある

    本を読むのになれてしまっていると、ときに読み手は、書き手の善意を無条件で信じてしまう点がある

    「知っていること」「したいこと」「できること」との各々の落差というのは、日々私の至らないダメな部分を教えてくれる重要な部分を教えてくれる重要な概念

    篠原尚行 ビジネス書を呼んでもデキる人にはなれない

    岡崎久彦 戦略的思考とは何か
    ジャレットダイアモンド 銃、病原菌、鉄
    谷口智彦 明日を拓く現代史
    佐々木毅 学ぶということはどういうことか

    雑誌 おとなの週末 覆面調査3ヶ月

    麻布の教え

    三木谷浩史 ファーストペンギン

    増田俊也 VTJ前夜の中井祐樹
    須田桃子 捏造の科学者
    THE JORDAN RULES

  • 共に40代前半のネット界隈では有名な3名の著者が面白おかしく読書をぶった切っています。
    特にサブタイトルにもあるように、ビジネススキルに関連するいわゆるビジネス本については、売る側の論理が優先されている状況について一刀両断な雰囲気です。
    ある程度はハズレなり遠回りをしてしまうことは仕方のないことかもしれませんが、こういう本を参考にしてハズレなり遠回りなりを少しでも回避できればと思いました。
    列車内で読了。
    付箋は23枚付きました。

  • 「ビジネス書ぶった斬りナイト」というイベントに出演している、「ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない」の著者である漆原直行さん、編集者の中川淳一郎さん、ブロガーとしても有名な山本一郎さんの3人の対談と、それぞれのビジネス書についてのコラムを主体とした新書となっています。
    それぞれの立場から、ビジネス書との接し方・考え方が書かれていますが、全体通して書かれていることは、よく言われる話でもありますがビジネス書の古典に当たるべきだという話です。そして、どの本を読むべきかというのが書名がかなり提示されており、この新書1冊がビジネス書のブックガイドとなっています。
    本書の冒頭では「読書好きでもなければこの本は買われないだろう。」と書かれていますと書かれており、ビジネス書を多読している人には響く内容が沢山書かれていると思います。
    ビジネス書を読んでも、デキる人になれないなぁ、、と感じてる方に読んでいただきたい一冊です。

  • 中川淳一郎さんと山本一郎さんの文章のファンなので購入しました。
    書店に行くと溢れかえるビジネス書、自己啓発書を選ぶうえで参考になる一冊でした。おすすめの良書が多数紹介されているので、ブックガイドになります。

  • 本屋で面白そうだなと思って買った本。まるでTVで座談会見てるみたいな感じ。結構言いたいこと言ってる感じで、笑えた。やっぱり古典を読め、ということ。あと、今、ネット社会で本読む人が少なくなっているから、逆に本を読むと希少価値のある情報を得られるということみたい。参考文献として上がった本は、ちょっと読んでみようかなと思う。

  • 気になる本や著者がたくさん紹介されていた。

  • 170218
    ☆ビジネス書を読んでもできる人にはならない。更には古典の劣化コピーも多い。
    サンスターやフォレスター は「売らんかな」が多い
    読み方は人それぞれ
    本を読むことによって得た知識をどうかつようするか。そのための物差しはじぶんで用意する
    興味を持ったジャンルは代表的な本をよもう。それが自分の中のマッピングの土台になる。
    ○ビジネス書とは縁を切ろう

  • 著者のうち、中川さんしか知らなかったのだけど、漆原さんは読んでみたいと狙っていた本の著者!そして3人の個性と主張がいい意味ではじけてるこの本はかなり楽しかった。対談をまとめたところは、最後の方はひとりでにやにやしてました笑
    波及していくつか読みたい本も出来ました、また折に触れて読み返す価値のある本だと思いました。

  • 本好きというより活字中毒者の鼎談。この本でも書いてあるが読書をするだけでは賢くならない。だけで読まない人よりはマシだと僕は思う。

  • 193ページでお腹抱えて笑った。

  • 失礼ながらあまり期待せずに読んだんだけど、実に良い本。これはびっくりした。
    特に山本一郎さんの論考。これはすごかった。

    思うに、著者は三人とも、程度の差こそあれ「嘲笑的なつっこみを入れる」芸風で、それって破壊力は抜群なんだけど諸刃の剣でもあるんだよね。
    いざ自分が何かを生み出そうとすると、「あいつ、あれほど人のこと笑っておきながら、自分だってたいしたことないじゃないか。結局自分じゃ何も作れないんだな」と嘲笑されるリスクがすっごい高まるんじゃないかな。
    もちろんそんなこと著者たちは百も承知で、だからやっぱり「いやまあ、私ごときが何かを論じるのは僭越なので、ちょっと裏技的なものを。。。」みたいな逃げの姿勢を取らざるを得ない。

    なんだけど、山本氏はもう、完全な正面突破。どっしりと「俺はこう考える」という自分の揺るぎない考えを、衒いなく提示する。これはすごいことだと思った。
    ネットでの嘲笑家の印象しかなかったんでね。

    ま、いい読書体験でした。

  • 時間がなくてざっとしか読めなかった。再読する

  • 漆原直行氏の『ビジネス書を読んでもデキる人にはなれない』が面白かったので続編のようなつもりで読んだ。が、3人の著者のうち山本一郎が、やはりというべきか、ガン。座談会では世間の話題になんでもツッコミちゃちゃを入れて目立つという、やまもといちろうがネットでいつもやっている長文のヤフコメと同じレベル。第5章は唯一やまもとの書き下ろしで珍しく真面目な文章だが、それだけにいいまわしだけの中身の無さがよりあからさま。本書でやまもとにおちょくられる「ビジネス書作家」たちだが、揶揄するやまもといちろうよりは数段上だろう(ただし胡散臭さはやまもとのほうが数段上)。というわけで、久しぶりに読んで腹が立った本。
    司会役?の漆原氏の話は前掲書とほぼおなじ。中川淳一郎氏の話は面白かった。やまもといちろうは本を読まないネットだけの人を相手にしてればいいだろう。この人選ミスは痛い。

  • ブローガーのやまもといちろう氏
    http://lineblog.me/yamamotoichiro/
    が気になり、どのような書籍を読むのかきになってこの本をてにとりました。

  • 著者3名がかなり辛口に読書に切り込んでいる。
    それぞれの時代で流行した本や著者に対して、ほとんどが批判であり、個人的には不快感もあった。

    本を読み込んでいる著者だからこその意見であるかと思うため、参考にはなるものの、自分が読んできた本を極端に否定されるのも少々悲しい。

    しかし、ほかの著名な方々も言っている通り、古典を読むことが大切であるとは共通していた。
    その点だけでも読んだ価値はあったのかと思う。

  • 面白かった。
    ビジネス書の何たるか、巷にあふれるビジネス書をぶった切る。
    特に漆原、山本両氏には、ビジネス書以外の何かもぶった切ってほしい。
    差別的な発言があったりするけれど、彼らのぶった切り方は痛快だった。
    そもそもビジネス書(というより自己啓発書)を好かない私にはあるある的で、面白かった。
    結論を言ってしまうと、古いものの焼き直しが多く、読み継がれている古典を読めばそれで事足りる。
    具体的には、松下幸之助、稲森和夫、森田昭夫あたりだそう。
    それから、著作が多くある著者の場合は、新刊よりも初期作品を読んだ方がいい。
    なぜなら、初期作品の方が著者の思いが詰まっていて、言いたいことが凝縮されているからだそうだ。
    まずは、彼らお勧めの真っ当な著書を読んでみようと思う。

  • 「物事を知るにあたって重要なのはコンテクストと好奇心」第5章は読書の本質が語られており、大変素晴らしいので、ここだけ繰り返し読む事を薦める。

  • 一言でまとめると「ビジネス書は話半分ぐらいで読め」ということが書かれてました。

  • 基本的に、読書はしっかり読むべきという基調の本。
    対談と3人それぞれの文章で構成されている。

    さらっとよめるがこれを読んでどうしようかというと。。

  • 確かに自己啓発本は似通ったものばかりだなと共感。
    ツッコミを入れて読む、ノンフィクションを読むというのは新しい発見でした。

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