アドラーに学ぶ よく生きるために働くということ (ベスト新書)

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著者 : 岸見一郎
  • ベストセラーズ (2016年7月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584125205

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アドラーに学ぶ よく生きるために働くということ (ベスト新書)の感想・レビュー・書評

  • 何のために働くのかあらためて考えるのに良い本です

  • 働くということをアドラーの視点から見る。

    幸せに働くにはどうしたら良いか。
    部下に対してどう、接したら良いか。
    決して怒らない。誉めない。感謝の気持ちとヨコの関係になる。
    共同体への貢献を感じた時だけ、ひとはその仕事に遣り甲斐を感じる。遣らされたり不本意なままやる仕事には決して幸せは見出だせない。

    至って、シンプルな考え方。何かを変えるのは最後は決断力と勇気なのかもしれない。

  • 【生き方】アドラーに学ぶよく生きるために働くということ/岸見一郎/20170412/(35/631) <231/74732><R>
    ◆きっかけ
    ?
    ◆感想
    *著者はアドラー心理学の第一人者。自身のこれまでのキャリアをもとに、働くことは生きるということ。しかし、働くこと全てがマンマの為ではない、との主張にはとても説得力がある。
    ・貢献感、勇気・・・の部分は自分にも身に覚えがある。そのための勇気も大切。そのためには、失敗を恐れない、ということか。
    ・就活を終えて、働き始める頃の子供達に読ませたい一冊。

    ◆引用
    ・大切なことはただ生きることではなく、よく生きるということである(ソクラテス)。
    ・自分に価値があると思えるために働く
    ・誰か期待を満たすために生きているのではないから、誰から何と言われようが自分で自分の人生を選びたい。
    ・何をするかは大きな問題ではなく、貢献感を持てる仕事であればいい。
    ★働くことで貢献感を持つことができれば、自分に価値があると思える。自分に価値があると思えなければ、対人関係の中に入ってく勇気を持てず、対人関係の中に入らなければ幸せになれない。
    ・他者から承認されることで自分に価値があると思えるということではなく、他者が喜ぶという貢献によって自分に価値があると思いたい。
    ・部下の失敗は、仕事を任せた上司にも責任がある。責任の取り方が重要。上司は、部下に改善すべき点があるかたずね、それが自分でわかっていれば、次回は改善の努力をさせ、もしも部下が知らなければ、それを教えればいい。
    ・叱らない、褒めない、部会の貢献に注目する。
    ・上司と対等な関係を築く
    ・誰が言っているかではなく、何を言っているかに注目する
    ・第一義を取る。第一義を決めたら、あとの不要なものは捨てる。他の人がどうするかということ、また、自分がきめてしたことであれば他の人からどう思われるかということを気にかけることはない。第一義を取るというのはそういうこと。
    ・働くことは生きることと同義であり、生きることが幸福を目標にしているのであれば、働くこともそのこで不幸になるのであれば、それがたとえ巨万の富をもたらすものであっても見直さなければならない。
    ・今は他の時間の準備のためではない、今を楽しむ
    ・自分に価値があると思える勇気を持とう。

  •  岸見一郎先生は、単にアドラーが残した言葉を伝えるだけではなく、哲学者としての視点からの解釈を加えることによって、アドラー心理学を現代に蘇らせる仕事をなさっているような気がします。
     2014/12/24『嫌われる勇気'13/12/16』、2015/01/24『アドラー心理学入門 (ベスト新書)2014/6/27』、2016/11/20『アドラー心理学実践入門 (ワニ文庫)2014/6/27』、2016/11/22『人生を変える勇気 (中公新書ラクレ)2016/10/14』、2017/01/21『幸せになる勇気2016/2/26』、2017/02/19/『アドラーに学ぶ よく生きるために働くということ (ベスト新書)2016/7/9』と刊行順とは違うが、岸見一郎先生の本を読んできた。

     本書は、序盤、同じ文章が何度も繰り返されるので若干読みにくいが、アドラー以外の先人による言葉も引用され、最後の第四章では、心理学というよりも哲学、哲学というよりも宗教?と思えるような昇華を見せる。どれか一冊を選ぶということであれば『実践入門』を薦めるが、脳に擦り込みたい方には、本書も決して無駄にならない。

  • 岸見一郎氏によるアドラー心理学を「働く」ということにフォーカスした著書。著者のアドラー心理学の本を読まずにこの本だけを読む分には有益かもしれないが、既にいくつか読んだ人からすると繰り返しの内容に聞こえてる部分も多々ある。
    根底には当然ながらアドラー心理学の思想があるため、著者によるアドラー心理学の著書と同じような内容が多数散見される。さらには、著者の実体験や著者の哲学者の側面も多分に要素として含まれており、特に後半部分にはその側面が多用されている。
    ・仕事も、そこで仕事をする職場も、それに合わせて自分が受動的に入っていく場所ではありません。自分ちまた仕事のあり方や職場の環境を変えていくことができますし、そうする責任があるわけです。会社という組織に自分を合わせなければならないわけではないのです。
    ・評価とは評価される側だけでなく、評価する側の教師、あるいは上司の指導方法について、それが通切なものかを知るためです。試験をしてみて点数が低い時、無邪気に学生や部下の無能を責める教師がいますが、そのような教師や上司は自分の指導が問題であることに目を向けたくはないのです。
    ・仕事が楽しくない時に考えられるのは、一つにはまだ自分が取り組んでいる仕事のことがわかっておらず、仕事の遂行に必要な知識、技術ともに十分身についていないということです。初めから楽しくて仕方ないというような仕事はないと考えた方がいいでしよう。次に考えられることは、仕事にどれほど習熟したとしても、その仕事によって何らかの仕方で貢献感を持てなければ楽しいとは思えないということです。仕事は自分を犠牲として誰かに尽くすことではありません。
    ・やる気が出ないというのは、多くの場合、本当ではありません。実際には目下取り組んでいる仕事がら逃げたい、少なくとも積極的に取り組みたいとは思わない人が、やる気が出ないことを仕事をしないことの理由にしているのです。仕事をしたくない人には、いつまで待ってもやる気は起こりません。
    ・まず、自分が何のために仕事をしているのかという本書で考えてきたことをしっかり理解しなければなりません。自分がしている仕事が何かの形で他者に貢献していると感じられなければ、仕事を続けることは難しくなります。次に、待っていてもやる気が出ないのですから、やる気が出ようと出まいと、例えばパソコンの前にすわってみることは必要です。
    ・行き詰まったのであれば、そこで決断し直せばいいだけです。困難、あるいは不可能だと思つた時、目標の達成に固執したり、反対に、一つの方向で道を遮られても、目標そのものを放棄したりしなくてらいいのです。目標を変えず、それに固執することは、人生の無駄遣いになってしまいます。
    ・今を楽しめる仕事というのは、楽な仕事であるということではありません。ちょうど自分について自分に価値があると思い、そんな自分を好きだと思えるためには、自分が誰かに何らかの形で役立つている、貢献していると思える。自分の仕事が誰かの役に立つていると思える時、自分のことを好きになれるのであり、そんな仕事であれば楽しむことができるのです。
    ・先に、自分に価値があると思えたら、対人関係の中に入っていく勇気を持てると書きましたが、自分に価値があると思えることがすでに勇気のいることです。仕事の場面で「競争社会で多言てきた人じとっくは、結果を出せないことば恐怖以外の何物でもあません。とたえ、競争に勝っていると思っている人であっても、いつ負けることになるかもしれないと思っていると安閑としていられません。
    ・仕事も、生きることも決して競争ではないということを知ることが最初に必要です。さらに、競争するのでなくても、人と関わることで何らかの摩擦が生じ、そのため傷つくことを恐れ、対人関係の中に入っていこうとしない人には次のことを知... 続きを読む

  • 自分にはまだ早いかなと思った書籍です。
    アドラーの思考について知りたくて購入しましたが思ったより、筆者の体験談が多かったかなと。
    次に読み返したとき、心境の変化などがあればしっくりくるのかなとも思います。

    ただ要所要所で響くこともたくさんありました。特に「灰色の陰鬱な日々に耐えることが出来なくてはならない。というのは価値あることが発酵し、結晶するのは、こういう価値ある時間を忍耐強く辛抱することをとおしてなのだから」という森有正の言葉です。
    いま、なにに向かって進んでいるのか、何に対して努力するのか、なにをすべきなのか、わからず闇雲に悩んだり、挑戦したりしています。まだ灰色を抜けられないけど、いつか発酵し結晶するこまで努力し続けようと思いました。

  • 人は幸せになるために生きているのであり、幸せになるために働くのだという考えが心にしみました。
    働き方については、自分で自由に選べないという人も多いかもしれませんが、職場の対人関係にも触れ、上司や部下との接し方についても具体的に書かれています。
    これからは他者にどう思われるかを気にせず、他者に貢献できていると思えるようにしていきたいです。

  • タイプを見ない。人は分類を好むが生身の人間と向き合い個人の独自性に着目することが重要。

    指摘が人格に向けられたものであると感じたら、それを受け入れるのは難しい

  • 失敗をしたら学び直す必要があり、
    うまく行けば組織に貢献した満足を得られる。学校を卒業したあと、職場でも学習活動は欠かせないと思いました。

  • 哲学者でもあり心理学者でもある筆者の「働く」ということについての考えが書かれた本。
    「働く」ということになんらかの疑問を持っている人におすすめ。

    人間が幸せに感じる一つの要因である「他者貢献」。働くことで他者に貢献することで幸せを感じることができるが、他者への貢献度=自分の存在価値とは考えてはいけない。人とは比べず、以前の自分より成長していき、自分の存在そのものが他者に貢献していると感じられるようになりたい。

  • 久しぶりのアドラー関連。
    今までの関連本、再読してみよう。

  • 強く自分の人生を生きるための書

  • 「書かずにはいられない」感覚へ。「働く」ということを根底から問う、心を揺さぶられる一冊。

  • 請求記号:366/Kis
    資料ID:50084050
    配架場所:図書館1階東館 め・く~る

  • 経済的な自立は人間関係の上下には関係ない!!貢献感を持てる仕事があればいい!!人間の価値は生きていることそれ自体!!上司と部下は人間としては対等であり役割が違うだけ!! 第一義を決めたらあとの不要なものは捨てる!!儲かる仕事より好きな仕事を選ぶ!!

  • アドラーってすごい。

  • 人生における働くことの意義を考えさせられる本だった。
    「自分に価値があると思える勇気を持とう」という考えには同感できるが、「成功は人生の目標ではない」という考えには納得できなかった。後日、もう一度読み直してみよう。

  • 今の仕事で貢献感を感じているか?

  • 2つの新しい考え方を得た。
    ①すべての対人関係は横の関係であるべき。
    ②貢献感を持てればすべての仕事に価値がある。

    まず①。今まで全く気付かなかったが、これまでの対人関係において、常に上下で考えていたし、そのように振る舞ってきたように思う。上司や先輩に対してはときに媚びへつらい、自分が上位に位置して反感を買わないように常に意識し、低く見せようとしたりすることもあった。女性の先輩には特に気をつかった。友人に対しても、経済的に上か下か、とか、置かれている環境が自分の方がベターかどうか、実はよく意識していたように思う。無意識のうちに、自分は相手よりも上か下か、ということを常に意識しながらやってきたように思う。難しいかもしれないけれど、これからは対人関係を横の関係として考え、接し、振る舞うことができれば、人間関係に疲れることもなくなるかもしれない。難易度は高そうだが、さて、行動を変えることはできるだろうか?

    次に②。やりたい仕事とやりたくない仕事、という概念で仕事を切り分けてきたような気がする。やりたい仕事、とは、それによって周囲や会社や社会に貢献できるかどうか、なんて意識は皆無で、ただ自分が気分良く、ノッてできるかどうか、その仕事そのものが好きかどうか、興味を持ってルンルンな気分でできるかどうか、そういう視点だけ。そうでない仕事は「やりたくない」「なんでこんな仕事私がしなくちゃいけないのよ」と不満でいっぱいになり嫌々ながらする。でも、どんな仕事についても、誰かや何かの役に立っている、貢献している、と思えれば、やりたい仕事とかやりたくない仕事、という概念はなくなるのかもしれない。

    ①も②も結局、意識の問題、考え方の問題かもしれない。うまく考え方を変えられるか?変えた上で行動を変えられるか?行動に良い影響が出てくるか?納得して自分の生活に反映していけるかが課題。

  • 「楽しむ」
    「人生設計をしない」
    「競争ではない」

  • 岸見先生が「働く」ことに特化して書いた本。
    哲学的な捉え方から、実際の職場で起こりうる人間関係まで、さらに、働き方に対する先生の考察。
    盛りだくさんながら、色々とヒントをいただける内容だった。

  • いわゆる、会社でお給料を得る、という意味での「働く」だけでなく、人生を生きる中で、他者との関わりの上で広義の「働く」という意味を考えさせられる。
    「働く」ことの哲学。

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アドラーに学ぶ よく生きるために働くということ (ベスト新書)の作品紹介

本書の第一章では、「なぜ働くのか」という根本的な問題を考え、第二章では、「働かない」「働けない」という事例をもとに、「働くことの意味」をどう見るかについて考察します。続く第三章では、職場での対人関係の問題を取り上げ、風通しがよくなるための具体的な方法を提案します。最後の第四章では、幸せになるためにはどんな働き方をすればいいかについて考えてみます。どの章においても、働くことの意味を職場で働くという狭義ではなく、活動、さらには生きることと同義で考察します。

アドラーに学ぶ よく生きるために働くということ (ベスト新書)はこんな本です

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