99%の会社はいらない (ベスト新書)

著者 :
  • ベストセラーズ
3.49
  • (46)
  • (155)
  • (176)
  • (32)
  • (6)
本棚登録 : 1512
感想 : 171
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584125250

作品紹介・あらすじ

世の中には「忙しい、忙しい」と言っている人は意外と多い。だが僕も仕事をしている量で言えば、「忙しい」と口にしている人たちと同じか、それ以上だ。にもかかわらず、「そんなにたくさん仕事をしていない」と感じる。なぜなら僕は「自分の時間」で忙しい、だから楽しい忙しさなのだ。しかし世の中の人は「他人の時間」で忙しい。忙しくて不幸だと感じてしまう。その元凶の一つが、「会社」という仕組みだ。会社に属することは「他人の時間」に縛られることでしかない。本書は会社に代わる組織のカタチと、新しい働き方を記したものである。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み

  • 会社がいらないというよりも、会社内に存在する厄介な人や制度を無くすべきという意見ですね。

    日本に蔓延る旧態依然とした考え方に対して、堀江さん自身の捉え方が綿々とかかれています。

  • 多くの会社が、無駄の排除・効率化・スピード化に無頓着であることを指摘している。また、多くの経営者が、リスクを避けた無難な判断しかできていないことも指摘している。若い人たちに読んで貰いたい内容。

  • ホリエモンらしい主張が展開されている。
    私のような一般的なサラリーマンが読むと刺激的な反面、こんなことホリエモンみたいな有名人しかできないだろうと思ってしまうような内容もある。
    ただ、世の中は急速に変わっている。当然働き方も変わっていく中で、あらゆる可能性を考えて自分で実践していく必要があると思う。私も働いていて新しいことを取り入れようとしない文化やそもそも新しいことを考えてやっていこうという雰囲気がまったくなく辟易としていた。とにかく自分が楽しい仕事をする。そのために独立する必要があればすぐに行動するべきだということ。

  • この手の本において何度も目にするような内容で特筆して真新しいことを書いている訳ではないが、それ故にそれが真理なのだと思う。でもこの人の場合は実践して実績や形として残っているからより説得力を感じる。一昔前は机上の空論だと思われていたと思うが、今や誰もが実現できる時代。やらない言い訳はもうできないし、やる人たちからどんどん遅れをとるのが怖くなった。社会に揉まれる中で変に賢くなってしまった人が読むべき本。
    タイトルはちょっと大げさというか内容と違うと思うとこもあるかもしれない。

  • 情報量が多くて、詳細で、とってもありがたい。親切。私、間違ってないと思わせてくれる。読んでる途中で何度も、読んでる場合じゃない、よし、動こう!と思った。
    がんばって最後まで読む必要はなかったのかもしれないけれど、とりあえず先駆者の言葉には全部触れておきたかったから、時間はかかってしまったけど読み終わった。

  • あまり働いていないのに忙しいと感じる人と
    より多く働いているのに忙しくないと感じる人がいます。

    その差は
    他人の時間を生きているか、
    自分の時間を生きているか。

    本日ご紹介する本は、
    自分の時間を生きるための
    働き方を紹介した1冊。


    ポイントは
    「やり続ける」

    組織で働いている以上、
    ある程度自分のやりたくないことでも
    やる必要があります。

    しかし、自分がやりたいことは、
    自分から動きださないと始まりません。

    そして、毎日やり続けることが重要。

    自分がやりたいことだったら、
    毎日の積み重ねを努力と思わないでできます。



    「楽しい」

    人間には楽しいと思うタイミングがあります。
    それは「前からの伸び率」。

    毎日の積み重ねによって
    90点が95点になるよりも、
    15点が60点になった方が
    より楽しく感じられます。

    そして、その感覚が持てると
    継続がしやすくなります。


    「影響力」

    自分が楽しいと思うことを追いかけ、
    その中で他人との差別化ができればベストです。


    そのためには、最初に目指すのは、メジャーでなくマイナー。

    その中で少しでも周りに影響力を持てるようになること。
    そして、影響力を大きくしていくことが重要です。




    自分のやりたいことで、
    結果が出せるようになれば、仕事もより楽しいですね。
    ぜひ、読んでみてください。

    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    仕事は教えてもらうのではなく、真似して勝手に覚え、自分なりに改良を加えるのが基本
    マイナーという場所は、失敗しても損の少ない安定したインフラ
    好きなことをやった方がいいのは、好きなことだったら毎日の積み重ねを努力と思わないでできるから
    走り続けていれば足が速くなるように、何かをやることによって、何らかの成果が表れるもの
    損得勘定で動くことより、結果として行動を起こすことが大事
    民主主義を用いると組織は大きくなるにつれ、おかしくなっていく
    会社の中で生きるにしろ、会社の外で生きるにしろ、人を引き付ける力を持つことは重要
    突き抜けた行動をすると、周りが面白いやつだと思いはじめる
    人が惹かれるスキルこそが、コミュニケーションスキルの本質
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    第1章 日本の会社はおかしいと思わないか?
    第2章 仕事のない時代がやってくる
    第3章 だから「遊び」を仕事にすればいい
    第4章 会社ではない新しい組織のカタチ
    第5章 会社に属しているあなたへ
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  • ひさびさにホリエモンの本読んだ。
    相変わらず超自分勝手で、歯切れが良くて、
    気持ちがいい。

    これからの時代は「自分の時間」をいかに生きるか。
    会社で「他人の時間」を生きてるから、つらい。
    会社勤めをしながら「自分の時間」を生きてる人は、
    100人に1人くらいだろうから、99%の会社は要らない。
    なるほど!
    自分の好きなことだけをやりたいようにやり切るか、
    自分を抑えて周りと調和を保ちながらやってゆくのか、
    前者の方が、楽しいでしょうな。
    周りの人は大変だけど。

  • ホリエモンの持論を改めてぶちまけたという感じ。
    日本の社会や文化、空気といったものは、いろいろ手を出すマルチな人材より職人気質の専門家を称賛する風潮がある割に、企業はゼネラリストを育成する。しかし、ゼネラリストといっても、社外での副業を禁止する等、結局どうしたいのかわからない。
    とにかくみんな新しいことを始めたがらない。失敗が怖かったり、変わるのが面倒だったりするからだ。そして、AIを導入すれば人員削減できるのに、自分の仕事を守るためにわざわざ効率の悪い状況を維持し、生産性の低い仕事を温存しようとする。
    しかし、いずれにせよ多くが自動化し、現在の仕事のほとんどはなくなってしまうのだから、新しいことをするべきだし、人間はほとんど働かなくてもよくなって、遊びやハマることに没頭できる人間がいよいよ輝く時代が来るかも知れない。
    そして、なにかをしようと思った時に、会社という形をとらなくてもできることはたくさんある。というか、会社というのは人を雇用して感情をマネジメントしたりコンプライアンス遵守させたりしながら管理するという面倒がある。それよりもむしろ、面白いことを始めてどんどん動いて周りに人が集まってきて、という形態で何かをやってみるのも良い。

    面白いアイデアだと思ったのは、名刺の代わりに、その人のトークンを発行し、その人の価値に応じて値段がかわり、第三者と売買できるというもの。

    他の著作から進化した真新しい視点が特になかったので、星2つ。

  • 本書のタイトルとはあまり関係ないのですが、
    ホリエモンの普段の仕事っぷりは参考になる部分が多いです。

    どのようにして生産性を上げているのか、情報収集をしているのかという点が参考になりました。

    1時間もあればサクッと読める本です。

  •  堀江信者への経典。東大に入り、学生時代にバイトで60万円を稼ぐレベルから見た世界。
    世の中にこの人レベルの人が沢山いるならばこの本にもう少し共感できるかもしれない。
    実際はそうでないので現実に寄り添った考察が必要じゃないかと感じる。文句に見えてしまう。

    全体的に深掘りされておらず、ダラダラと話しているように感じるのはライターの技量のせいか、インタビュー力が足りてない。
    文句ばかりに見えているが堀江さんの行動力はすごいと思う。信じる習慣を作り出し、行動させるための軽い宗教みたいなのがこれからの時代に必要となると思う。
    自分はいらないが。

全171件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1972年、福岡県生まれ。実業家。ロケットエンジンの開発や、スマホアプリのプロデュース、また予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、幅広い分野で活動中。会員制サロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、1,500名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開。『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『多動力』(幻冬舎)、『時間革命』(朝日新聞出版)、『最大化の超習慣』(徳間書店)など著書多数。

「2023年 『(仮)2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

堀江貴文の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ベン・ホロウィッ...
デールカーネギ...
又吉 直樹
村田 沙耶香
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×