見えない買春の現場 「JKビジネス」のリアル (ベスト新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584125427

感想・レビュー・書評

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  • 「売春」ではなく「買春」ということで、利用者である男性目線で書かれたJKビジネスの本。まず着眼点が面白いのだが、それ以上にどんな人がユーザーとなるのかを垣間見ることができて興味深い。

    インタビューしている人数に限りがあるため、必ずしも本書に登場するようなユーザーばかりではないのだろうが、少なくとも自分が想像していたような男性像とは少し違っていた。なぜ、JKあるいはそれに類するものなのか、ユーザーのニーズも思った以上に色々とあるようだ。

    何をもって解決とするかが難しそうなテーマである。

  • 主婦の私は、家庭が不満なの?って思って読み始めたけど、そんな単純な話しじゃなかった。

    買う人は買う。

    ただ、「JK ビジネス」と言っても実はJKじゃない?それは男性もわかってるとか。

    ただSNSが普及した今では、本物のJK と知り合ってしまう?

    「JK リフレ」
    「裏メニュー」
    『裏モノJAPAN 』鉄人社

    勉強になりました。

  • 女性側からの本が多い中での、買う側の男の実情に迫った一冊。
    女性視点でも感じるが、こういう問題は一般的にメディアが作り出している人物像の人たちが行動してるだけでなく、結局は多様な人たちが加担している、興味本意で行動していることがわかる。

  • 一般社団法人ホワイトハンズ「風テラス」が悪徳スカウト、悪質違法風俗店に斡旋!これは酷い!! https://daiwaryu1121.com/post-15243/

  • リフレを恋愛道場とみなす発想はユニークにみえて的を得ているように思える。
    買春側からフラットな視線で考察していのも斬新。裏モノジャパンが月間買春という扱いで紹介されていた。この著者はインタビューして行く先も上っ面じゃないのが素敵。

  • なかなか読みごたえあるルポ。着眼がいい。筆者の言う通りなくなること無い風俗のひとつ。普段目にしない人にとってはとても新鮮。

  • 読了。読むのしんどかった。でも一気に読んだ。JKリフレは、結婚していなければ、行っていたかもしれない。買春する人は、怪物でなくふつうの人であるということを明らかにしていた。納得できた。ルポ貧困女子にでてきた人とJKリフレに婚活目的でくる人がカップルになれば解決する話も結構あるのではと思った。曖昧さが面白いと思ったが、怖くも感じた。自分自信であれば、面白いが、家族がその曖昧さにいるのは、怖いと感じる。

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著者プロフィール

坂爪真吾(さかつめ・しんご)
1981年新潟市生まれ。NPO法人風テラス理事長。東京大学文学部卒。脳性まひ・神経難病等の男性重度身体障害者に対する射精介助、風俗で働く女性のための無料の生活・法律相談窓口「風テラス」の運営など、社会的な切り口で現代の性問題の解決に取り組んでいる。著書『性風俗サバイバル』『情報生産者になってみた』(共にちくま新書)、『「許せない」がやめられない』(徳間書店)など多数。Twitter @whitehands_jp

「2022年 『ツイッターで学ぶ 「正義の教室」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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