自由のこれから (ベスト新書)

  • 75人登録
  • 3.44評価
    • (0)
    • (9)
    • (8)
    • (1)
    • (0)
  • 9レビュー
著者 : 平野啓一郎
  • ベストセラーズ (2017年6月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584125540

自由のこれから (ベスト新書)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 「自動化は、何かをする自由を奪う一方で、それをなくしていい自由も作りだす。/だが、自動化への欲望は、不透明な未来像とも結びついている。そして不透明な未来への不安は、保守化とともに、リスク管理の思想と結びついて、社会の監視化を後押ししていきつつある」(50-1頁)。

    「重要なことは、自動化によって自分がどんな自由を失い、その分どんな自由を得るかを複眼的に考えていくことである」(164頁)。

    「個人をあくまで他者から切断して、完全な自由意志に基づく責任主体として純化することは可能だろうか?」(167頁)。

  • わかりづらかった

  • 「自由」を主張したり追求しようとすることは、とても難しい。ならば、どう生きればいいのか?「自由」のこれから「自由」の概念について考えさせられる本。

  • 「分人論」で興味を持った平野氏の著作。自由についてこれまで自分が考えなかった切り口で語られていて考えさせられる。遺伝子の解析による将来の病気発症の可能性診断と保険料の算定などはある意味自由を制限することになることや、AmazonやGoogleのレコメンデーションは多すぎる選択肢から選ばなければならない苦労や時間的コストを削減してくれる一方、選択の自由を制限しているのではないかなど、議論は尽きない。報道の自由、記録を残さない自由、など、自由について考える良書。

  • ‪AI、自動運転、ビッグデータとレコメンド機能などテクノロジーによって便利になる一方で、自ら選択する機会が失われつつもある。人間にとっての自由意志はどうなるのか?現代の自由を巡る三人の専門家との対談から未来の自由を考察。実に刺激的な内容。‬

  • 「自由」とは何か。Amazonのレコメンド機能からはじまり、色んな角度から論じられている。不確定な未来を前にして、どんな「自由」があるのか。もう一度ざっとでも見返したい。

  • 分人がさらに深く理解できた

  • VRで消せるのは距離であり、時差は消えない

    ドラグネット 監視網社会 祥伝社

    加害者家族 鈴木伸元

  • 「考える本」というよりは「模索する本」という感じ。

    「自由とは何か」という茫洋とした命題に対し、様々な角度からのアプローチが提示され、そして一つの答えを出すのではなく、それこそ分人主義的に多角的に完結されている感じ。

    この本を読む前に筆者の分人主義に関する本を、小説でも新書でも良いので、読んでおくと、より理解が深まると思う。

全9件中 1 - 9件を表示

平野啓一郎の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
リンダ グラット...
平野 啓一郎
村田 沙耶香
三浦 しをん
ジャレド・ダイア...
有効な右矢印 無効な右矢印

自由のこれから (ベスト新書)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

自由のこれから (ベスト新書)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

自由のこれから (ベスト新書)を本棚に「積読」で登録しているひと

自由のこれから (ベスト新書)のKindle版

ツイートする