- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584125540
感想・レビュー・書評
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わざわざ「分人」などと言う概念をわざわざ持ち出さなくても、時と場合に応じて複数の自分を使い分けるなど、「ペルソナ」の概念と同じ話をしているだけで、特段新しい考え方でもなんでもない。
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分人主義に生きやすさのヒントを貰った身としてはとてもためになる内容だった。対談形式なのでスラスラ読むことができる。監視される息苦しさ、情報量の多さに辟易している昨今、思考の整理にとても役立った。
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考え方、捉え方の整理ができ、非常に参考になった。
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どんどん自分の情報が集約されていくのは、本当に怖いことだけど、確かに面倒臭さなくす合理的に過ごすみたいな価値観に少しずつ打ち負かされていきそうな気もする。
ストーカー規制はとても良いことと(それで救われる人がいるから)としか思っていなかったけれど、公権力が入り込みすぎないようにする意味合いもあったんだな。一面だけでなく複眼的に見るのは、とても難しいけれど、意識していかないといけないな。 -
あと一歩を期待してしまったけど、これからを理解するのに参考になりました。こういう考え方もあるなと。
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何言ってるのかよくわからなかった。多方面の方との対話と、分人と自由を頑張って結びつけた感がある。
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人工知能、自動運転、ビッグデータ、レコメンド機能。人間の意思決定や選択をサポートする技術の進化によって、私たちの生活から「自分で選択する機会」が失われつつある。人間の自由意志はどこへ向かうのか?新自由主義は市場原理主義であり、競争の自由、貧富の差を肯定する。そして社会の責任を無視して個人に責任を押し付ける自己責任論。これでいいのか?リスク管理の観点から社会が監視化へ進む中、必要なのは多様性と寛容性ではないか。