- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584132029
感想・レビュー・書評
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いやはや…。こんなことをはいて本当に大丈夫かいな?という内容がてんこ盛りの辞典です。僕は原典となったアンブローズ・ビアスの書いた方は知りませんが、最近手に入って、今それを読んでおります。
僕はこの本を読むまでアンブローズ・ビアスの『悪魔の辞典』の存在は知りませんでしたが、先日、本家『悪魔の辞典』が手に入りまして、現在それと首っ引きで格闘中です。この本に書かれていることは恐ろしいことが多いです。他の皆さんが常識として思っていること、タブーにして目をそらしているもの。なかったことにしているものに対して、容赦なく光を当てていっています。正直、ここまで書いてしまった大丈夫かいな?と首を傾げてしまった箇所もいくつか存在します。
特に自分がなるほどなぁと感じたところは税金に関する場所で、最近僕も税務署に確定申告をしてきたわけでございますが、ある本で
『国家は嘘つきでドロボーだ』
というものがあって、さまざまな理由で税金を取っていくのだろう?そして、受付にいた税務担当者が何であんなに、傲慢な対応なんだろうなぁと、さまざまな呪詛を心に秘めながら申告を済ませて参りました。この本を読み始めたのがその直後で、日頃みんなが何の疑問もなく源泉徴収の名の下に給料袋に国家が手を突っ込んでネをむしりとっていく制度がじつは、ナチス・ドイツが国民からの税収を確実に取るために生んだ制度であることに大変衝撃を受けました。
他にも、エリート=高学歴の人ではない、というところや、正義の女神の真実など、まぁ見事に自分の思い込みを打ち砕いてくれるものでした。結構この本は難しいのと、一歩間違えばトンデモ本に思われてしまいかねないので、強くはオススメできないんですけれど。できることなら、読んでいただきたいものでございます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
シニックな視点から、正義にはじまり官僚組織
資本主義、スピリチュアリズムに自然にと幅広く
解説。
こういう視点に立つことも正しく世界を見るには
必要だと感じた一冊。 -
読みたい
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興味深い部分もあったが、基本NG。
本の主旨から読めば読む程離れていく気がする。
深堀する必要があるテーマなのか疑問を感じる章多数