日本を貶めた「闇の支配者」が終焉を迎える日

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584132227

作品紹介・あらすじ

新しい世界の金融システムをめぐり、犯罪組織・米連銀との間で続く"最後の闘い"。だが、まもなく、世界を驚かす発表があるだろう。悪の限りを尽くした「闇の支配者」がついに崩壊する。

感想・レビュー・書評

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  • 2011/4/12:読了
    この人の本の中でも、ベスト3に入る本かもしれない。
    東日本大震災後の、この1年間を見れば、この本の
    位置づけが分かるような気がする。
    2011/7/16:読了
    2度目。前半部分が特に良い。
    2021/1/226:読了
    3度目。10年前に、すでにここまで分析できているんだな。すごいと思う。
    いろいろ揺り戻しとかがあるので、書いてある内容を検証するのは、1、2年という短い期間でなく、10年とかのスパンで見たいと、ダメかも知れない。

  • ベンジャミン・フルフォード氏の本は、もうかれこれ10年以上は読んできているので、根拠もないことを書くとは思ってはいませんが、今回の本の内容(地球温暖化、石油の枯渇等)は信じて良いのかどうか迷うことが多かったです。

    なかでも、ニコラステラについての記述(p168)は個人的には信じたい内容でした。米国破産が起きた後に、世界はどうなるのか、彼はアジアの時代になると言っているようですが、日本がその中でどのような位置づけになるのかが明確になるのは、あと数十年かかるのではないでしょうか。

    以下は気になったポイントです。

    ・レバレッジを2倍にすると、自己資金50万円で、100万円の株を買い不足分は借入金、株価が10%上がれば50万の借金を返しても利益は10万円で利回りが20%(p21)

    ・チリ国境に近い町がナチスの基地の本部、パラグアイにもある、ノルウェーのトロンヘイムが今のナチの総本部であり地下施設(p29)

    ・グラスリーガル法(預金貸付を取り扱う商業銀行と、株式債券を扱う投資銀行を分離)は、クリントン時代に変更された、ケネディはお金をする権利を議会に取り戻してケネディ・ポンドを発行しようとして、その法案を通した3日後に暗殺された(p30)

    ・温暖化キャンペーンは、2009年12月のCOP15の直前に、イースト・アングリア大学のコンピュータがハックされてデータ捏造(この10年間温暖化していない)が発覚した(p32)

    ・石油のピークアウトは10年以内と言い切る専門家がいるが、真っ赤な嘘、カスピ海沿岸には北海油田を越す程度の油田が、シベリアにも、アメリカコロラド州にも膨大な埋蔵量の油田がある、ただし生産コストが高い(p47)

    ・オバマが環境会議に出ているのは、パパブッシュの石油勢力よりも、ジョージ・ソロス、ジェイ・ロックフェラーの原子力勢力が強いため(p49)

    ・アメリカで2009年9月以降、一連の金融危機に対応するために緊急に刷られたドルは認められていない、これはアメリカが実質的に倒産したことを意味する(p53)

    ・2007年に中国、日本が米国債を売り始めたので、米連銀は、原油や食料価格を上げた上に、地震兵器で攻撃した(p57)

    ・2010年は、ドイツが第一次世界大戦で負けたときの賠償金の最終支払年である、フランスはナポレオン時代の借金をこの前返したばかり(p62)

    ・太陽系で地球が2.6万年かけて銀河を1周する、そのシナリオが終わるのが、2012年12月21日であり、その日に秘密結社の人類に対する支配が終わる(p90)

    ・ニムロド(ロスチャイルドの祖先)は、人間を支配するには、1)食糧、2)暴力、3)情報・知識、を管理すれば良いと気づいた(p98)

    ・西欧文明にある3つの流れとは、1)古代シュメール・バビロニア文明のユダヤ教、2)ローマ帝国の教えを継ぐローマ教会、3)ローマ教会に反発したプロテスタント、である(p104)

    ・381年にローマ帝国で行われた、コンスタンティノポリス公会議で、古くからあった多くの宗教を合体させて、今のキリスト教を作った(p104)

    ・600人のスペイン人が20万人以上のアステカを支配できたのは、生贄を確保するための周りの部族とスペイン人が反アステカ同盟を組んだから(p141)

    ・2006年に制作された「プレステージ」というハリウッド映画で、ニコラステラ(蛍光灯の発明、交流電流の発明等)が登場する(p169)

    ・エジソン電灯会社は、直流電流による電力事業を展開していたが、ステラはそれとは異なり交流電流による電力事業を提案して対立してしまい、社を離れることになった(p171)

    ・テスラは、アメリカ電子工学会でデモを行ない、ジョージ・ウェスティングハウスから100万ドルの研究費と、特許使用料を提供された、交流発電機はナイアガラ滝の発電所に取り付けられた(p172)

    ・更にテスラは、無線で全ての人達に電力を送るシステムを考えた、大きな塔を建ててそこから電波で発信しようとした、NYからロサンゼルスまで発信して銅線では30%ロスに対して、無線では計算通り2%ロスであった(p173、179)

    ・テスラの技術の悪用として、HAARPプログラムが始まった、これは地震兵器(p185)

    ・ブランウンガス(水素:酸素=2:1の混合ガス)は、自らの水素を燃やすことでエネルギーを出す(p188)

    ・太陽エネルギーのコストがいまだに高いのは、パネルの原材料になるシリコンを作るための名目では融資を受けられないから(p192)

    ・1920年には、重力をなくす(反重力)技術を1920年代に開発していて、これは空飛ぶ円盤の原理(p196)

  • 読み物としては面白い。
    けど、眉唾物で胡散臭いと思ってしまった・・・。

    陰謀説とか好きだが・・・。

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著者プロフィール

1961年カナダ生まれ。ジャーナリスト。上智大学比較文学科を経て、カナダのブリティシュ・コロンビア大学卒業。米経済紙『フォーブス』の元アジア太平洋支局長。著書に、『日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日』(光文社)、『メルトダウンする世界経済』『闇の支配者に握り潰された世界を救う技術』シリーズ(イースト・プレス)、『分断される世界経済』『戦時体制に突入した世界経済』(清談社Publico)、『一神教の終わり』(秀和システム)、『破滅する世界経済と日本の危機』(かや書房)など多数。

「2023年 『ディストピア化する世界経済』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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