東京スカイツリー物語

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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584133736

作品紹介・あらすじ

世界一でなければ意味がない!超天空の634メートルに延びた世界一高いタワー。別名「ム・サ・シ」。すべての人の「笑」顔を願って日本の「匠」と「美」の結集に込められた、志へのインタビュー集。

感想・レビュー・書評

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  • 3月18日 2011年 東京スカイツリーが634mに到達した日

  • 東京スカイツリーの建設に携わった、主な人たちへの取材をもとにして書かれた本。
    スカイツリーの社長が高所恐怖症というのには、笑ってしまいました。

    東京スカイツリーというと、何となく、科学や技術の粋を集めたもの、という印象があったのですが、この本に登場する人は、職人気質の人が多く、スカイツリーに対する見方が変わりました。

    また、スカイツリーの建設に携わった人たちは、みなさん淡々と仕事を進めてきたんですね。
    もちろん、そうでなければ、確実な建設は難しいとも思いますけど。
    それでも、世界一のモノを作っているという、プライドは感じました。

    スカイツリーのオープンまで、あと1週間。
    東京の新たなランドマークとして、みんなの人気スポットになってほしい、と、この本を読んで、改めて思いました。

  • 東京スカイツリーに関わった個人の物語です。世界一の電波塔を立てるプロジェクトを技術ではなく、インタビューを通して人から丁寧に取材してるだけに、とても深みと面白みが感じられる一冊でした。

  • 資料番号 : 011451002
    請求記号 : 526.5マ

  • 2012.5.22オープン
    日本における過去例を見ない大プロジェクトを現場目線から

  • 公認のドキュメンタリー。
    文体はそのままドキュメンタリー番組の台本のようで違和感が強いのだが、大変面白く読めた。これが実話の迫力か。
    ライトアッププランが採用された照明コンサルタントの話が印象的。
    一般公開の予約も一杯のようで、やっぱりネーミングが良かったと思う。「東京EDOタワー」とか「ライジングタワー」なんて候補もあったそうだが・・・採用されなくて良かった。

  • 偶然竣工引渡しのタイミングで読み終えた。
    マネジメント、設計、施工、照明など、それぞれの立場で世界一のプロジェクトに関わってきた人々へのインタビュー書。
    完成してからのインタビューを加えての1冊であれば、文字の向こうにさらに強い感慨を感じ得たのではないかとも思われる。

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著者プロフィール

松瀬学(まつせ・まなぶ)長崎県生まれ。福岡・修猷館高校、早稲田大学ではラグビー部に所属。ポジションはNO8、プロップ。83年、共同通信社に入社。96年から4年間、米NY支局勤務。02年に同社退社後、フリーランスのスポーツ・ジャーナリストに。日本文藝家協会会員。元RWC組織委員会広報戦略長、現・日本体育大学教授、ラグビー部部長。著書は『汚れた金メダルー中国ドーピング疑惑を追う』『ノーサイドに乾杯!』『ONE TEAMのスクラムー日本代表はどう強くなったのか?』『東京五輪とジャーナリズム(共著)』など多数。モットーが「感謝」。

「2024年 『まっちゃん部長わくわく日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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