官僚に学ぶ人を動かす論理術

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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584134573

感想・レビュー・書評

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  • 2017 4 27

  • 著者の官僚や副市長としての経験を踏まえながら、「論理的思考術」について解説。著者の類書と内容がかぶる部分が多く、「官僚自慢」のようなちょっと鼻持ちならない部分もあるが、ロジカルな課題解決のフローの提示、「他人との共同作業」/「自己完結作業」及び「頭を使う仕事」/「頭をあまり使わない仕事」での優先順位付け、トラブルを避けるためのクリティカルシンキングの話など、それなりに有益なアドバイスが書かれていると思った。

  • 「書く、読む、話す」すべてに論理的思考が求められており「書く」がその力が最も必要だが、文章構成含め読んでいても分かりづらかった。
    それは所謂自身が論理的ではない事の裏返しでそれを克服しようとこの本を読んだが、ヒントは得られた感じがする。

  • 論理的な思考方法は具体的で少しさんこうになりました。

  • 無益な議論はしない。

    項目の漏れがないか。
    似通っている項目をまとめる。
    順番を整理する。
    個別の項目の詳細を検討する。
    どう話すのかを検討する。

    ロジックで考えても結論の出ない問題で悩まない、たとえば天気。

    読書をたくさんする。

  • 「キャリア官僚の交渉術」とポイントが重複。二番煎じ。

  •  詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=8613

  • とにかく目にとまった面白そうな本は読むスタンスで、最近は過ごしています。
    買う基準のひとつに表紙があるのですが、やたらごてごてしていない表紙の教養書籍は俄然購入意欲を刺激されますね。

    元霞が関官僚、現岩手市陸前高田副市長の筆者が、論理的思考法についてのコツや考え方を述べています。
    一朝一夕でどうこうできる話ではないですが、だからこそ今後も読み直すことになりそうだという期待がありますね。
    あくまでも論理的思考法を臨機応変に用いるスタンスをとっているため、人と相対する際の論理的思考の限界を認識している点に好感が持てます。
    読書の必要性について述べている部分では、自分の趣味が肯定された気がしてうれしいもんでした。
    今後も必要に応じて読み返していく本になると思います。

  • 前内閣府参事官補佐→陸前高田副市長という経歴の持ち主が、中央省庁と被災した自治体で実践してきた自己鍛錬、自己コントロールの経験を披露。
    一度読むだけで身に付くものでなく、このフレームワークを何度も実践する中で、一定の安定した考え方や行動ができるもの。きっかけ作りとしては良いかと思います。

    ・空(事実):黒い雲が広がっている
     雨(見解):雨が降りそうだ
     傘(提案):傘を持っていくことを勧める
     →質問は、雨傘の価値判断部分より、空の事実部分が効果的。

    ・優先順位(一般):緊急性、重要性
     優先順位(久保田式):頭使う、他人との共同有無

    ・「6×6」ルール:スライドは6行で。1行は6ワード。

    ・フォトリーディング:10倍速の読書スピード

  • ロジカルシンキングについて興味を持つきっかけをいただきました。
    ちょうど自分の取り組んでいる仕事が、この考え方ができるかどうかで仕事の進み具合が違うので、これを機に少し取り組んでみようと思う。

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著者プロフィール

(くぼた たかし)静岡県掛川市市長。


「2019年 『SDGsとまちづくり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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