日本人が知っておくべき「戦争」の話

著者 :
  • ベストセラーズ
3.76
  • (5)
  • (10)
  • (9)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 147
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584136522

作品紹介・あらすじ

戦後70年間、教科書や新聞、テレビが伝えてこなかった、ホントの「大東亜戦争史」を語る。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • もう少しじっくり読ませる本かと思ってましたが日清戦争辺りから敗戦までをさらっと撫でただけって感じの一冊でした。まぁ入門編としては読みやすい良い本でしょう。

  • 組合は日本を弱体化させるためにGHQが組織させた。
    東京大空襲や東京裁判の不法性が論じられることがない。

  • 自虐史観へのアンチテーゼ。学術書ではないので、正確さや内容に疑問もあるが、そこは読み手がどう考えるかに委ねられているだろう。

  •  動画配信で著者の主張が気になり本書を手に取ってみた。私個人の感覚とは相いれなかったが、それを理由に低い評価をするのもまずい気がするので評価なしで。
     著者の主張を一言でいうと「日本は悪くなかった」。確かに、過度な自虐史観ではアメリカなどの戦勝国側の欺瞞について目を向けていない面があると思う。しかし日本が侵略をしたということは、「70年談話」で安倍首相も認めざるを得なかったことだ。それを覆すのは国際情勢を鑑みても無謀だと感じる。
     特に気になるのは、中国側の残虐性は強調するのに、日本軍は規律を守っていたとしている点。また南京事件について真実かどうか疑わしいという結論を出していること。さらに、軍部の暴走が共産党員のスパイに働きかけられてのことだったとしていること。総じて日本は間違っていなかった、日本には責任がないという主張にもっていく。
     どうしても受け入れられないのは朝鮮の属国に甘んじる態度、たびたび発生した内乱が日清・日露戦争を誘発したとしている点。朝鮮側からしたら侵略に他ならない行為を相手国のせいするとは、責任転嫁も甚だしい。日本中心主義で国際的な視点が欠けていると言わざるをえない。中国に対しても、争いが絶えない野蛮な民族の国、という偏見に満ちた評価をしており、著者の感性を疑う。
     学術書ではないからか、文中で参考文献が示されず個別の事例について著者の主張がどの文献に依っているのか定かではない。南京事件などは絶対に引用した文献を挙げるべきだと思うのだが。巻末を見ると全体の参考文献が載っているが、それを見れば右に依っていることは明らか。それが悪いわけではないが、読み手も心得て、別の視点が存在することを意識しなければ、本書の主張を鵜呑みしてしまう危険がある。

  • 自虐主義の対極にあるような内容。意識してそうしてるのだろうけど、日本がいかにすごいか、間違っていないかを延々とかかれている。
    一方、韓国、中国は完全な悪役。いわゆる、韓国・中国が、反日を行う時ってこんな感じかな?
     まさか、ここに書かれていることをすべて信じる人なんていないと思うけど、それにしても悪趣味な本だ。

  • 本書で述べられている内容が全て正しいかどうかは不明(なるべく正確性を期すよう配慮されている印象)だが、事象の羅列に過ぎない教科書教育やマスコミの偏向報道の影響を受けている多くの日本人にとって、こうした歴史の見方が存在することは知っておくべきだろう。
    いずれにしても、日本人の精神構造を骨抜きにするGHQの政策は(今でも)大変上手くいっていると言わざるを得ない。

  • YouTubeやニコニコ動画でニュースや政治などの問題をアップし、YouTubeのチャンネル登録者は27万人、ニコニコ動画では10万人を突破している著者。

    今年2015年は、戦後70年としてたくさんの追悼行事や、様々な国からの目も向けられる一年になるだろう。

    ここ数年、中国や韓国がやたら歴史について、戦争について攻撃してくるが、私たちは自国の歴史について、果たして本当の事実を、真実を知っているのだろうか。

    自虐史観の人たちの意見ばかりが取り上げられるテレビや 新聞の情報だけを鵜呑みにしていないか、たった70年前、世代で言うと、おじいちゃんやおばあちゃんが自分たちと同世代で生きていた時代の歴史について、あまりにも知らなさすぎじゃないか。

    欧米が主体となり、アジアに植民地をもつことが強国の証とされ、現地の人を奴隷として扱い、土地や作物を搾取することが当然とされていた時代に、大東亜共栄圏を目指し、苦肉の策として併合し、インフラ整備や教育を与え、独立の力ときっかけを与えようとした当時の日本の政策は間違っていたのか。

    確かに、日本が何も悪いことはしていないとは言えない。立場が変われば、日本人によって苦しめられた人たちもいるのは確かだろう。

    ただ、歴史的に要求に従って折に触れて頭を下げ、賠償金を支払い、配慮をしてきた。それなのに、某国の要求はエスカレートを続け、論調はより過激になっていっていることに早く気づき、こちらが引けば、あちらは強く出てきたり、挑発してくるという、それこそ歴史に学ばないと、いつまでたってもつけ入られてばかりになってしまう。

    そろそろ日本の素晴らしさを思いだし、目をしっかり開いて歴史に学び、今の平和な日本を作ってくれた、先人たちに恥じないような日本を作っていきましょう。

  • 昔学校の授業で習った程度であまり詳しく戦争のことを分かっていなかったし分かろうともしていなかった、でも日本人としてどのような経緯で日本が戦争に突入していったのかを知るべきだと感じるようになった。
    戦時中の日本は悪いイメージがあったが、必ずしもそうではないように感じた、特に真珠湾攻撃に至る経緯は日本が望んだ戦争ではなく、仕方なく行われたように思えた。

全9件中 1 - 9件を表示

KAZUYAの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×