吹部ノート

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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584136904

作品紹介・あらすじ

"目指すは吹奏楽の甲子園"。厳しい練習の日々を記録した反省ノート、楽譜、寄せ書き、ミーティングノート…そこには青春のすべてをかけたドラマがある。「もしも楽器が吹奏楽部員だったら」擬人化マンガも収録!

感想・レビュー・書評

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  • 全日本吹奏楽コンクールを目指す、
    吹奏楽部の高校生たちを追ったルポ。

    高校時代、あまり熱を入れて部活に励まなかった反面
    今は音楽をやっているので、私も高校時代に
    こういうことしておきたかったなぁ…と羨ましくなる。
    これを読む前から友人の娘さんが強豪吹奏楽部のある高校に
    入って頑張っていたのでいくつかyoutubeで見てたりするんだけど
    本当高校生と思えないくらい、演奏技術と
    何よりパフォーマンスがすごい。
    (私が見てるのは主にマーチングだけど)
    高校の部活動で特に一つ一つの楽器について
    丁寧で細かい指導ってされてるのか分からないんだけど
    ここまで行くのって、若さと情熱と集中力だろうなぁ…
    とみるたびにこちらにも「やる気」がもらえる。


    タイトルが「吹部ノート」だし、最初は部活ノート中心で
    部員や活動を紹介してるのでそういうものだと思って
    読み進めていたけれど、
    途中からノートが出てこなくなり、
    普通の吹奏楽部レポートになったのが気になった…
    のと、どうしてか分からないけれど
    その動画を見ていた時ほどの感動がこちらに伝わってこないので
    星は3つで…

  • 自分が学生時代(大学まで)ずっと吹奏楽部でアルトサックスをやっていました。
    なんだかとても懐かしい気持ちで読みました。
    あんなに一生懸命何かに取り組んだのは、吹奏楽部にいたあの時以降、ないなぁ、なんて思っちゃいました。


  • 学生(らいすた)ミニコメント
    主人公やその仲間たちが吹奏楽を通して成長する姿に元気づけられる。

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/648744

  • ソウルキャッチャーズと合わせて読むと楽しさ2倍!2015年話だからきっと3年生ときさかみねもいるはず。

  • 巻末には吹奏楽の楽器を擬人化したマンガ

    名古屋で開催される高校吹奏楽トップの大会を目指す高校を取材したリアルな高校生の感情を取り上げたドキュメント。

  • キラキラである。全国大会の金賞を目指す純粋な思いに思わず自分もタイムスリップする。まあまあ部活は頑張った方だが、熱量が全く違ったな。彼らの演奏、聞いてみたい。

  • いやぁ、歳をとってますます涙腺ゆるくなったせいか、最初の安城学園のエピソードからうるうるしながら一気に読んじゃいました。
    みんなまっすぐで、練習は厳しくもあるだろうに、明るく楽しんでいる様子もみてとれて、素敵でした。部活の様子、吹奏楽にかける思いなど、時代は違えども本質的には変わっておらず、自分が現役の頃を懐かしく思いだしたりしました。
    コンクールの弊害を声高に言う人たちもいるけれど、少なくともここに登場するみなさんを見る限りは心配ないなぁ、と思いました。

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著者プロフィール

「あるある吹奏楽部」シリーズで大ブレイク、『オザワ部長の吹奏楽部物語』(学研プラス)で「吹奏楽部ドキュメンタリー」という新ジャンルを確立。『吹部ノート』シリーズ(ベストセラーズ)ほかポプラ社、岩崎書店などから発刊の吹奏楽関係著書は20冊以上に及ぶ。朝日新聞「My 吹部 Seasons」、ぶらあぼ「ぶらあぼブラス」連載中。イベント・CD企画など吹奏楽に関わるあらゆる媒体へと活躍の場を広げる。近刊『吹奏楽バンザイ? コロナに負けない』(ポプラ社)、『吹奏楽新時代の指導メソッド』『旭川商業高校吹奏楽部のキセキ』(学研プラス)

「2023年 『空とラッパと小倉トースト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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