リベラルの自滅: 「日本再発見」講座III

著者 :
  • ベストセラーズ
3.88
  • (3)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 28
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584138205

作品紹介・あらすじ

左派政党、知識人、マスコミ……
リベラル勢力はなぜ自ら破滅へと向かうのか?

「国際協調主義」は、じつは“洗脳”だった!
「リベラル思想」から生まれた「ポリティカル・コレクトネス」で世の中が不自由になっ
てきた―。
外交の裏と表を知り尽くした著者が、複雑怪奇な国際情勢を解読し、日本を取り戻す方
法を提案する一冊。

●加速するリベラル・メディアの偏向報道
●「国連」は決して“正義”の機関ではない
●グローバリズム経済は「世界統一」を目指すイデオロギー
●トランプ大統領に期待するアメリカ庶民
●北朝鮮はアメリカが生み、育てた!?
●「朝鮮戦争」とは何だったのか
●「安倍おろし」の本質
●理解し直すべき「天皇」の存在意義 etc.

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 前提知識が必要ですが、なぜ?これはどういう事?というのを丁寧に辿ってみると知識の補填になると思います。
    日本人なら知っておいた方が良い事ばかりでした。

  • いやあ、久しぶりの新刊での時事評論を拝読致しました。
    2年以上も経過するとそれが扱うのは時事でしかないものだから、記事に依ってはもう失念しておった、という具合ばかりでした。己の年齢を改めて認識させられるというか。
     本書では流石にこの一年間の時事を扱いその底流に流れている思想的偏向に疑義を呈するものです。
     安倍晋三首相に関する、国会論議に載せられた「森友・加計問題」については産経読者ならずともその歪さに教えられる気がつくものでもありました。その偏向がバレて来ています。
     一方で、トランプ米国大統領に対するその内側がくわしく描き出されています。納得というか。官僚機構や仕組みに於いて出自を疑わせるフェイクを理解させられるとゾッとします。こういう報道に関してはどうにも理解には及ばなかった。報道に対する理解がわたしは浅いものでしかなかった。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

元駐ウクライナ兼モルドバ大使、元防衛大学校教授、前吉備国際大学客員教授。
1946年京都府生まれ。京都大学法学部3年在学中に外務公務員採用上級試験に合格し、1968年外務省入省。
1971年研修先のイギリス·ケンブリッジ大学経済学部卒業。
2000年駐キューバ大使、2005年駐ウクライナ兼モルドバ大使を経て、2008年11月外務省退官。
同年防衛大学校教授に就任し、2011年3月定年退職。
2014年4月より2018年3月まで吉備国際大学客員教授。
著書に『国難の正体』(総和社/新装版:ビジネス社)、
『知ってはいけない現代史の正体』(SBクリエイティブ)、
『米中新冷戦の正体一脱中国で日本再生一』(ワニブックス/河添恵子氏との共著)、
『天皇を戴戦くこの国のあり方を問う 新国体論一精神再武装のすすめ』(ビジネス社)、
『国際二ュースの読み方 コロナ危機後の 「未来」 がわかる!』 (マガジンハウス)など多数。
未来ネット 【ひとりがたり 馬渕睦夫】、 チャンネル桜 【桜無門関 馬渕睦夫x水島総】レギュラー出演中。

「2022年 『道標 (みちしるべ) - 日本人として生きる -』 で使われていた紹介文から引用しています。」

馬渕睦夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×