| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品からのみんなの引用
-
昔話や伝説では、カエルはしばしば淫らなものとして描かれ、昔、カエルの骨は精力剤や媚薬の主成分となったという。
― 191ページ -
モード一つとってみても、百年前にはなかった、フープスカートなる樽型のドレスが大流行していた。余りスカートがふくらんでいるのでドアは横向きでしか通れなかったし、エスコートする男性はその一歩前か後ろを通らねばならなかった。座るときは、これまでの三倍の場所をとった。
― 182ページ -
密室の薄暗い明かりの下で、青年や娘たちのただでさえ緩やかだった性的抑圧はやがて消えてしまう。かくて糸つむぎの部屋は淫らな逢引きの場に変身したのである。この慣習から“糸巻き棒”は何か性的な事柄に結びつけられ、その形から“男根の象徴”、そしてそれで突き刺すという行為は処女喪失の象徴と考えられていたのである。
― 165ページ
みんなの感想・レビュー・書評
幼い頃に読んだ童話を懐かしむような気持ちで手にとったものの、なかなかに残酷。残虐的で性的。気付いたら、冷や汗を流しながら、それでも夢中になって読んでいた。「いけないもの」を見ている感じ。知りたくないと思いつつも、ページを捲る手が止まらない。特に、白雪姫は主人公が「純粋な悪」なだけに、読んでいて辛いものがある。逆に、シンデレラは既存のものよりもファンタジー要素は減ったものの、遥かにあたたかみのある物語で、涙を誘った。いずれにせよ、どの物語にも一環して血と性的なものが付き纏うので、ピーターパン症候群の人にはお勧めしない。2巻目も購入したので楽しみ。
グリム童話を様々な解釈でとらえ、再構成した本。悪意的な解釈が多い。白雪姫、青髭、眠り姫を収録。
本書は、実母を処刑した白雪姫、魔法の力を借りなかったシンデレラ、2つの禁断の鍵を開けてしまった青髭の妃など、偽りのおとぎ話の原型を解き明かす。
「白雪姫」「眠り姫」「ネズの木」が好きでした。白雪姫は、結構耳にするようなものでしたが、眠り姫の男装女子、実にかわいらしかったです。
予想以上に面白かった。
残虐な話が多くて、BADENDも多かったが、シンデレラは(シンデレラ目線で言うと)HappyENDでよかった。
一番のオススメはネズの木。
お父さんがちょっとだけ可哀そう。
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4584183457
── 桐生 操《本当は恐ろしいグリム童話 19980705-19990402 KKベストセラーズ》(共名)
グリム童話ブームを起こしたとされている本。
現代のメルヘンチックで親しみやすいグリム童話に比べて、初期のものはやけに倒錯した性的描写や残酷描写が多いなと感じた。
後味悪い話ばっかりだし、こんなの聞かされたら子供たちはトラウマになるだろうな。
ちなみに作者の解釈によって書かれているので正確なグリム童話とは言えないかも知れない。
恐ろしいというか、単に悪趣味な童話を集めた本。
グリム童話がファンタジーだけではないのは知ってたけど、わざわざそればっかり集めるのは悪趣味なんじゃないかな。
で、ホラーというほど完成度も高くないし。
著者の目論見がちょっとずれて売れた本なんではないかと思った。
題名がよくないんよね。ハードル上げすぎたんじゃないかと。
純粋に面白かったです。恐かったりグロかったりエロかったりだけどやっぱり面白いものは面白い。それはこの本に関しては、原型が小さい頃からよく知っている話というのが大きかったと思います。

グリム童話の真実の前にある壁を粉々に砕いたような、生々しくて衝撃性のある内容です。当時読んだのは中2,3の頃だったので、2度目を読めば理解も深まるかもしれませんが、あまり気乗りしませんね。
生々しい...





