| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品からのみんなの引用
-
実はジルには何人かの共犯者(家臣)があり、その家臣たちが子供たちの誘拐に手を貸したといわれているが、その家臣の一人に、この物語に登場する魔女そっくりの風体の、気味の悪い老婆ペリーヌ・マルタンがいたことを思い出したのだ。
― 93ページ -
「人食い魔女」の登場である。実は"魔女"とは、母親の破壊的な側面なのである。
― 91ページ -
中世ヨーロッパでは古くから、飢饉などで親が子供を育てられない事情がある場合に、子捨てがひんぱんに行なわれていた。森義信氏『メルヘンの深層』などによれば、捨てられた子供のほとんどはのたれ死にか、獣の餌になるしかないが、まれに運がよければ、教会や修道院や裕福な領主に拾われてその擁護を受けることもあったという。
― 90ページ
みんなの感想・レビュー・書評
前作のほうが面白かったかも。ラプンツェルやヘンゼルとグレーテルは前作同様、時代背景を織り交ぜつつも、おとぎの要素は忘れない物語で楽しめたのだが、ひどかったのがブレーメンの音楽隊。まとめ方や展開がかなり強引。ホモのシーンなんて、ホモを馬鹿にしているとしか思えない。不景気だからって、これまで散々男女の愛を描いた物語が並んでいるのに…。口うるさいからという理由で、ぽいちょと捨ててしまうのはどうかと思う。その適当さがいささか不服。幸福な王子とつばめは、割りと一般のものとおんなじなんだなあと思った。一輪の薔薇が付け加えられたのはいいなあ。
グリム童話を元に様々な解釈をして独自の「グリム童話」を作り上げたもの。やたらと性的な解釈が多い…。 ヘンゼルとグレーテル収録。
「ヘンゼルとグレーテル」「幸福な王子」が好きでした。ヘンゼルとグレーテルには、なるほどこういう解釈が!となります。幸福な王子はあたたかい話です。
二部目。あまり良く覚えていませんが、確かこちらの方が面白かったように記憶しております。
グリムの童話集は初版では子どもに聞かせにくい場面も多々あり、グリム兄弟は版を重ねるごとに危ない描写を削った。それを復活させてみたのが、この本だ。
……、うん。これは聞かせるのは無理。性描写多過ぎ、暴力もエグイ。これを読めば「男なんて、みんな狼よ!!」とか言われても反論できないわ。拷問の描写も手抜きがないし、子どもが悪夢見そう。
話が少し現代風にされているのも本書の特徴。だけど、グリム童話で『リストラ』とかの単語を使うのはすごく興がそがれた。
そういえば前作を読んでちょっと気持ち悪くなったという出来事があったのにも関わらずすっかり忘れて借りてしまった。子どもが読んじゃいけないねこれは。
物語やその背景は勿論ですが、グリム兄弟ってどんな人なのか本当に興味を持ちます。
性に関する興味はあるようですが、薄っすらと女性を軽蔑してるきらいがあるような気もします。
とにかくそれ位、主役の女の子(若しくは母や姉妹)は可哀想な運命を辿るお話が多いです。
グリム童話第二だーん。(なんだこの微妙なノリ) ラプンツェルはこういうシリーズではよく見ますねえ。魔女のおばあさんがのぼってくるときにラプンツェルが言う台詞云々でいろいろとねえ。 でもこの本ではなにやら違う感じです。個人的には、ちびっこ用のラプンツェルのほうが好き。笑 ヘンゼルとグレーテルの話に、どういう関わりでかは忘れてましたけど、ジル・ド・レが出てくるんだなあということは知ってましたけ... 続きを読む »
妖艶で残酷な昔の話、第二段。リアリティあるエロスと残虐のまじる物語。子供には絶対に読んでほしくない…笑。前回に比べて皮肉なものが多かったので、前作とは別な雰囲気で楽しめた。そして今回はアンデルセン童話の非常に有名な物語も収録されていた。やはり残酷。というよりは常に哀愁が漂っていた。
収録童話:
ラプンツェル・ヘンゼルとグレーテル・三枚の蛇の葉・ブレーメンの音楽隊・人魚姫・裸の王さま・幸福な王子
1に引き続きドロドロとした世界観。ひとつだけ読んだあと爽やかになった話があったような・・・。挿絵がとっても好きです。






