- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584186145
感想・レビュー・書評
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監察医だった人のエッセイ。監察医がどうやって死因を特定していくか分かる。監察医の仕事って探偵に近いんだな。死体だけでなく血痕の向き、現場の状況、生前の環境からも情報をつかんで死因を探る。著者の推理自慢がちょっといけすかないけどすごく興味深かった。法医学に興味を持つ医学生は増えてるけど依然として死体を専門にしたがる人は増えない。当然だとは思う、私も法医に進もうとは思わないしな…でも少し考えさせられた。
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勉強になりますし、こういった事を知るのは大切だと思います。
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死体と向き合う仕事というのは想像以上に大変で、それだけに、此の人の話は貴重である。
このひとは3千体も解剖(検死だったっけ?)したそうだが、
しかし、海堂あたる氏とのほとんど解剖されないとの事実と違うような気がするが、どこか誤認識があったかな。 -
上野先生の本はとても読みやすい(´ω`)
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法医学の本。非常に読みやすく、なるほどと思うことが満載でした。
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監察医の著者が、死体と事件現場の状況を照らし合わせたうえで推理をする。この本に載っている事件は、実際に著者が関わった事件で、誰もが知っている有名なものもある。事件の裏話なども聞けておもしろいのだが、しかしそればかり続きすぎて少々飽きてくる。しかし第一章の「自殺の真実」はおもしろい。美しい自殺などありえないのだということを、生々しく教えてくれる。