極楽タイ暮らし: 微笑みの国のとんでもないヒミツ (ワニ文庫 G- 77)

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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584306772

感想・レビュー・書評

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  • マイウェイのタイ。確かに転職は日常茶飯事行われているみたい。
    あんまり人と干渉し合わないというかフランクではないので気楽なのかも、アメリカと違って。

  • 非常に危険な本だ。読みながら何もかも放り出して極楽の国タイへ行きたくなる。♪タイ国へ行きたしと思へども タイ文字はあまりに難し せめては“極楽タイ暮らし”を読み 空想の旅にいでてみん。♪剽窃字余り。萩原先生m(_ _ )m 今回は韓国語で精読したこともあり、原書を読んだ時は読み飛ばしてしまった箇所までもがジワジワと体中に染み入る感じ。タイ文字があんなに曲がってさえいなければタイにも住んでみたいんだけど。でも今更もう1カ国語は無理だよね(ノ_-。)カクカクした文字の国でクニャクニャ文字の国を熱くひとり想う。

  • いろんなタイとかタイ人のエピソードがあっておもしろかった。

  • エンタメノンフィクション作家高野秀行さんの本。
    本人のホームペ―ジをみると著作の中で最も売れている本らしい。

    大学卒業後チェンマイ大学で日本語を教えており3年ほど生活しその後も何度も訪れているので、住んだ人ではないとわからないタイの人の考え方がよくわかって面白い。日本人との違いをみつけて驚くということは日本人がどういう社会的規範の中で生きているかわかっておもしろい。

    家の中に何となく知り合いがころがりこんできても気にしない。プライバシーがない。
    書くことが習慣化していない。
    お墓はない。
    貧乏性じゃなくて金持ち性
    など さすがは高野さん観察眼と分析力は大したものである。
    これを読むとタイに住んでみたくなる。

  • バンコクやタイの旅行記や生活記などを時々読む。この本もそうした本の1冊。
    チェンマイ大学で日本語学科の講師をやりながら実際に暮らし、その後も、たびたびタイを訪れている著者が、自身の経験をもとに、タイってこういう国なのでは、とか、タイ人ってこういう人たちでは、との思いを書いた本だ。

    僕もタイで暮らし始めて3年半くらい経過するが、筆者と同じ思いをすることが非常に多い。
    暮らしたといっても3年半程度のことであり、タイ人との接点は、毎日のこととは言え、ほとんどが仕事の場面に限られるわけで、それで何かが分かったというのも何だな、とは思うが、「ゆるい」「執着心がない」「自分の利害に関係のないことには無関心」「先のことをあまり考えない」等という部分には、思わずうなづいてしまう。
    けなしているつもりはない。これらを逆に面から見れば、「余裕がある」「細部にこだわらない」「寛容」「目の前のことに集中する」ということであり、合わせて言えば、良いも悪いもなく、「そういうことだ」というだけの話だ。

    もちろん個人差は大きく、タイ人でも厳格で計画的な人もいれば、日本人でも刹那的な人もいる。それでも、3年半の暮らしの中での個人的な経験から言えば、やはり、一般的な「国民性」というのは、どうもあるのだろうな、と思う。
    仕事、あるいは、プライベートな暮らしの中で、赴任当初は違和感を覚えたりすることが多かったけれども、最近はそういうことも少なくなってきた。暮らしの中で感じるストレスの総量という意味では、おそらく圧倒的に、日本よりもタイの方が少ない気が最近ではしてきた。

  • 楽しく読めて、かつ、素顔のタイ人を垣間見ることが出来たような気がして、楽しかったです。

    主人は、タイ人と働いているせいか、共感する部分がたくさんあったそうです。

  • ライトで読みやすい。
    ユーモアもあり、楽しい。

    読むだけでタイの暮らしを味わえる一品。
    お疲れのときに、オススメ

著者プロフィール

1966年、東京都八王子市生まれ。ノンフィクション作家。早稲田大学探検部在籍時に書いた『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)をきっかけに文筆活動を開始。「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」がモットー。アジア、アフリカなどの辺境地をテーマとしたノンフィクションのほか、東京を舞台にしたエッセイや小説も多数発表している。

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