書誌学入門 古典籍を見る・知る・読む

著者 :
  • 勉誠出版
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本棚登録 : 119
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784585200017

作品紹介・あらすじ

「書誌学」とは、「書物」という人間の文化的活動において重要な位置を占めるものを総体的に捉えること、すなわち、その書物の成立と伝来を跡づけて、人間の歴史という時間と空間の中に位置づけることを目的とする学問である。この書物はどのように作られたのか。どのように読まれ、どのように伝えられ、今ここに存在しているのか-。「モノ」としての書物に目を向けることで、人々の織り成してきた豊穣な「知」のネットワークが浮かびあがってくる。

感想・レビュー・書評

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  • * 入手日20180605
    * Amazonで購入した。

  • 書名の通り書誌学をこれから学ぶ人のために著された本であるが書誌を取る際には必携の本である。どのような点に留意して書誌を取るべきかが丁寧に書かれている。これまで多くの書誌学に関する入門書はあったが本書ほど丁寧且つ詳細に解説されている本はないであろう。書誌学に興味が引かれた方は一読するに値する本である。

  • 待ってた、こういう本を待っていたんです!!
    書誌学の入門書で、読みやすくて素人にも分かりやすい。
    実際に書誌をとるとき、迷うことがすごく多いんだけれど、とても参考になります。
    堀川先生ありがとうございます。

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著者プロフィール

慶應義塾大学附属研究所斯道文庫教授
著書・論文:『詩のかたち・詩のこころ 中世日本漢文学研究』(補訂版、文学通信、2023年)、「五山文学における水仙のイメージ」(『国語と国文学』第101巻第3号、2024年3月)など。

「2024年 『古典文学研究の対象と方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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