邪馬台国は、銅鐸王国へ東遷した 大和朝廷の成立前夜 (推理・邪馬台国と日本神話の謎)
- 勉誠出版 (2016年4月4日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784585225577
作品紹介・あらすじ
いま、あきらかになる銅鐸世界の全容。銅鐸が「歴史」のなかによみがえる。大国主の命によって象徴される出雲系勢力。饒速日の命によって象徴される北九州系勢力。神武天皇によって象徴される南九州系勢力。三つの勢力が織りなす古代日本三国史。
感想・レビュー・書評
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銅鐸の銅原料を鉛同位体比で見て、統計から年代まで推定している。そこまではいいんだが、記紀伝承へどう結びつけるかというところで受け入れられない人は多そう。
「神武東征=邪馬台国東遷」論者として知られる安本氏だが、なんと「饒速日命降臨=邪馬台国東遷」へと軌道修正した。神武天皇が南九州の出であることを認め、筑紫平野を邪馬台国とする氏の見解と齟齬があったためと思われるが、それでいいのか…詳細をみるコメント0件をすべて表示
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