邪馬台国は、銅鐸王国へ東遷した 大和朝廷の成立前夜 (推理・邪馬台国と日本神話の謎)

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  • 勉誠出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784585225577

作品紹介・あらすじ

いま、あきらかになる銅鐸世界の全容。銅鐸が「歴史」のなかによみがえる。大国主の命によって象徴される出雲系勢力。饒速日の命によって象徴される北九州系勢力。神武天皇によって象徴される南九州系勢力。三つの勢力が織りなす古代日本三国史。

感想・レビュー・書評

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  • 銅鐸の銅原料を鉛同位体比で見て、統計から年代まで推定している。そこまではいいんだが、記紀伝承へどう結びつけるかというところで受け入れられない人は多そう。
    「神武東征=邪馬台国東遷」論者として知られる安本氏だが、なんと「饒速日命降臨=邪馬台国東遷」へと軌道修正した。神武天皇が南九州の出であることを認め、筑紫平野を邪馬台国とする氏の見解と齟齬があったためと思われるが、それでいいのか…

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著者プロフィール

1934年、中国東北(旧満洲)生まれ。京都大学文学部卒業。文学博士。産業能率大学教授を経て、現在、古代史研究に専念。『季刊・邪馬台国』編集顧問。情報考古学会会員。
専攻は、日本古代史、言語学、心理学。
勉誠出版より『誤りと偽りの考古学・纒向―これは、第二の旧石器捏造事件だ!』『神功皇后と広開土王の激闘―蘇る大動乱の五世紀』などのシリーズを刊行中。

「2020年 『日本の建国』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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