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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784585290124
作品紹介・あらすじ
悲しく怖く、コミカルでユーモラス。幻想的で美しい景色にひそむ鋭い悪と汚辱の罪。
感想・レビュー・書評
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あれは裁判ではなくコンテストか! 腑に落ちた。
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宮沢賢治の作品に出てくる「わるもの」にスポットを当てての宮沢賢治論。
宮沢賢治の作品はそれほどたくさん読んでいなかったので、この本がダイジェスト代わりになりました。
登場人物たちは、悪者なんだけど、小心者だったりして、こういうふうになるのも仕方がないよねというような連中で、法華経の悪人成仏とか、そういう考え方につながっているのでしょうね。
ストーリーとしては、でもどうしてそういう結末になるの?とよくわからないものが多かったです。
宮沢賢治の文章って、ほんとうにキラキラしているな、とあらためて感じました。
また、宮沢賢治、読もうかな。 -
宮沢賢治文学に登場する「悪人」をテコに仏教からの考察と興味深い視点なのだが、内容は7割が本文引用だし、期待した悪人についての考察も物足りない。タイトル倒れ。
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