エクリチュールと差異 下  叢書・ウニベルシタス

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588000805

作品紹介・あらすじ

下巻は,「息を吹き入れられたことば」「フロイトとエクリチュールの舞台」「残酷劇と上演の封鎖」「人文科学の言語表現における構造と記号とゲーム」他の6章。

感想・レビュー・書評

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  • デリダによるフロイトの引用
    ――身振り言語その他のあらゆる心的活動の表現をも書字として見なすべきなのあ。
    ――夢の中での演出方法が主として視覚的なイマージュであって言葉ではないことを考えると、夢は言語の総体よりもむしろ書字の体系にくらべる方がより正しく思われる。事実、夢の解釈はどこからどこまで、エジプト象形文字のような古代の形象的記載の解読に類似している。(フロイト)

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著者プロフィール

ジャック・デリダ(Jacques Derrida):1930-2004年。仏領アルジェリア生まれ。エコール・ノルマル・シュペリウール卒業。西洋形而上学のロゴス中心主義に対する脱構築を唱え、文学、芸術、言語学、政治哲学、歴史学など多くの分野に多大な影響を与えた。著書に『声と現象』『グラマトロジーについて』『エクリチュールと差異』『ヴェール』(シクスーとの共著)『獣と主権者Ⅰ・Ⅱ』ほか多数。

「2023年 『動物を追う、ゆえに私は(動物で)ある』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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