承認の行程: その概念の多義性をめぐる考察 (叢書・ウニベルシタス 854)

  • 法政大学出版局
4.00
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 15
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588008542

作品紹介・あらすじ

哲学のみならず倫理学や政治学の分野で近年注目される「再認 = 承認」の多義性に焦点を当て,その概念のはらむ多様な意味と可能性を探るリクールの生前最後の著作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • [ 内容 ]
    哲学のみならず倫理学・政治学の分野で近年とくに重要視される「再認=承認」の多義性に焦点を当て、その概念のはらむ意味と豊かな可能性を探り出す試み。
    リクール哲学を深化させた、生前最後の注目の書。

    [ 目次 ]
    第1研究 同定としての再認(デカルト―「真なるものを偽なるものから区別する」;カント―時間の条件のもとで関係づけること;表象の没落 ほか)
    第2研究 自己自身を再認すること(ギリシア的資質―行動することと、その行為者;能力ある人間の現象学;記憶と約束 ほか)
    第3研究 相互承認(非対称から相互性へ;ホッブズの挑戦;イエナ期ヘーゲル―承認 ほか)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

全1件中 1 - 1件を表示

ポール・リクールの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×