啓蒙の精神: 明日への遺産 (叢書・ウニベルシタス 895)

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588008955

作品紹介・あらすじ

「啓蒙は過去に属する。だが、〈過ぎ去る〉ことはない」。理性と科学に信をおき、世界の「脱魔術化」を推し進めた18世紀。しかしその後の人類史は、暴力・狂信・非寛容のもたらす未曾有の惨禍にさらされた。近代はいかに、啓蒙のプロジェクトを歪曲したのか? 抑圧からの自由を求める諸個人の批判精神に、つねに同時代的要請でありつづける啓蒙の可能性の核心を見る、現代西欧知識人の理念の書。

著者プロフィール

Tzvetan TODOROV(1939-2017) ブルガリア出身のフランスの文芸理論家、思想史家。当初は構造主義的文学理論を代表する論者として知られたが、世界の中の人間を直接的に論じる著述を、他者論、民主主義論、絵画論といった幅広い領域をフィールドとして次々と発表し、過去と対話しつつ現代を思考する姿を見せる。

「2021年 『善のはかなさ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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