真理の場所/真理の名前 (叢書・ウニベルシタス 899)

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588008993

作品紹介・あらすじ

真理概念は従来、イデオロギーを非真理として排除し、この排除作用を前提にして政治権力が成立していた。バリバールはこの真理と権力の結合をホッブズに見てとると同時に、スピノザを基にイデオロギーを真理の不可欠の要素とする思考を展開し、真理と非真理、つまり一つの真理と別の真理との共存を可能にするデモクラシー主義的な政治体制を構想、バリバール哲学が凝縮された好篇。

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著者プロフィール

1942年生まれのフランスの哲学者・政治学者。20代のはじめに構造主義的マルクス主義の中心的文献である『資本論を読む』をルイ・アルチュセールとの共著で発表して以来、世界的に著名であり、現在はパリ第10大学の教授として政治哲学、道徳哲学を担当している。主な著書に『アルチュセール』(藤原書店、1994年)、『マルクスの哲学』(法政大学出版局、1995年)、『市民権の哲学』(青土社、2000年)、『ヨーロッパ、アメリカ、戦争』(平凡社、2004年)、『ヨーロッパ市民とは誰か』(平凡社、2008年)、『スピノザと政治』(水声社、2011年)がある。

「2014年 『人種・国民・階級』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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