権威の概念 (叢書・ウニベルシタス)

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制作 : 今村 真介 訳 
  • 法政大学出版局 (2010年4月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588009358

権威の概念 (叢書・ウニベルシタス)の感想・レビュー・書評

  • 緻密な議論。形而上学的な分析もありながら、たしかに現実を説明しているように感じた。哲学なのに日常のニュースにも当てはめられそうな感じ。

    自身の研究を不完全なものとし、学問が絶えず書き直されていくべきことを意識した姿勢を、卒論を書く上で覚えておきたい。

    ただ読むのには苦労した。でもこの苦労が教養を得るために必要なんでしょうね

  • [ 内容 ]
    権威とは何か?
    人類史上、あらゆる国家や政治権力を基礎づけてきた神秘の力の由来とは?
    パリでの伝説的ヘーゲル講義で知られるロシア人哲学者が、1942年にドイツ占領下で書き上げた本書は、父・指導者・主人・裁判官という四つの権威類型の分析を通じて、きわめて独創的で普遍的な政治理論を構想しようとする。
    長らく未刊であった第一級の哲学的ドキュメント。

    [ 目次 ]
    予備的考察
    A 分析(現象学的分析;形而上学的分析;存在論的分析)
    B 演繹(政治的適用;道徳的適用;心理学的適用)
    付録(ペタン元帥の権威の分析;国民革命に関する考察)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • コジェーヴって、フランシス・フクヤマの『歴史の終わり』が評判になったときに、その歴史観の祖がヘーゲル→コジェーヴだってことで、そのとき、初めて名前を聞いた。
    これ読んで、彼が「キリスト教倫理と仏教倫理の究極目標」について研究し、サンスクリット語、中国語、チベット語の習得を志していた、ことを初めて知って驚いた。
    そういう人だったの・・・・・。
    彼のヘーゲル講義には、バタイユ、クロソウスキー、メルロポンティなどが集まってる。すげー。
    コジェーヴ流に解釈されたヘーゲル哲学の本質は、主人と奴隷の弁証法と、言われてるそうだ。
    そういえば、フランシス・フクヤマの本にそんなこと書いてあって、「何これ?」ってカンジだったんだけど、ここから来てたのかー。
    第2次世界大戦後、彼は、フランスの対外経済関係局に勤める官僚となって、ヨーロッパの戦後復興に尽力したことは知ってた。
    コジェーヴって、不思議。

  • 学問の本質は「謎を解く」ことにある。「なぜ世界はこうなっているのか?」という疑問に対し、より多くの人々が納得のゆく“新しい物語”を示すことこそ学問の王道であろう。もっと具体的にいえば、脳内の情報空間がすっきりと整理され、より合理的になることを意味する。

    http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20100907/p5

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権威の概念 (叢書・ウニベルシタス)の作品紹介

権威とは何か? 人類史上、あらゆる国家や政治権力を基礎づけてきた神秘の力は何に由来権威とは何か? 人類史上、あらゆる国家や政治権力を基礎づけてきた神秘の力の由来とは? パリでの伝説的ヘーゲル講義で知られるロシア人哲学者が、1942年にドイツ占領下で書き上げた本書は、父・指導者・主人・裁判官という四つの権威類型の分析を通じて、きわめて独創的で普遍的な政治理論を構想しようとする。長らく未刊であった第一級の哲学的ドキュメント。〔哲学・思想〕

権威の概念 (叢書・ウニベルシタス)はこんな本です

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