翻訳の時代: ベンヤミン『翻訳者の使命』註解 (叢書・ウニベルシタス 1003)

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588010033

作品紹介・あらすじ

フランスの翻訳研究の第一人者であり、名著『他者という試練』で知られるベルマンが、20世紀の翻訳論の「中心テクスト」としてのベンヤミンのエッセイを詳細に読み解く。バベル的な複数言語世界における逐語性、純粋性、忠実性についての理論的批判であるとともに、翻訳行為の歴史性や作品の存在論を問う精密な思索。国際哲学コレージュでの未刊の講義ノートを初集成した、翻訳思想への入門。

感想・レビュー・書評

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  • ベンヤミンは、しっかり読み直したい←と、思い続けてるのですが、、、

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    「フランスの翻訳研究の第一人者であり、名著『他者という試練』で知られるベルマンが、20世紀の翻訳論の「中心テクスト」としてのベンヤミンのエッセイを詳細に読み解く。バベル的な複数言語世界における逐語性、純粋性、忠実性についての理論的批判であるとともに、翻訳行為の歴史性や作品の存在論を問う精密な思索。国際哲学コレージュでの未刊の講義ノートを初集成した、翻訳思想への入門。」

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著者プロフィール

(Antoine Berman)
1942年、ポーランド移民のユダヤ人である父とフランス人母のもとに生まれる。ソルボンヌ大学で哲学を学びつつ、1967年詩誌La Déliranteを創刊、ドイツ・ロマン主義の研究や翻訳を発表。68年には後のイザベル夫人らとともに演劇運動に身を投じ、学業を中断。のち夫人の母国アルゼンチンに渡り、演劇運動のかたわらスペイン語、ラテン・アメリカ文学を学ぶ。帰仏後、ラテン・アメリカ文学の翻訳と紹介に携わり、英語、ドイツ語、スペイン語の職業翻訳家として活躍。1984年に『他者という試練』を上梓するとともに、国際哲学コレージュのディレクターとして翻訳をテーマとするセミナーを担当。86年には「翻訳センター ジャック・アミヨ」を創設。大学教授資格論文を準備するかたわら、翻訳批評を認知させるために奮闘中病に倒れ、1991年死去。

「2013年 『翻訳の時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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