規則の力: ウィトゲンシュタインと必然性の発明 (叢書・ウニベルシタス 1008)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588010088

作品紹介・あらすじ

「必要は発明の母である」を逆転した「必然性の発明」には、逆説的で挑戦的な発想が含まれている。わたしたちがどのように表現体系を選ぶのか。その選び方が、わたしたちに必然性をもたらす。規則の力を通してのみその姿を現わすこの必然性を自由に創造する過程が、最も体系的かつ劇的に発動する領域が数学である。言語から数学へ、ウィトゲンシュタインの哲学を横断し、その核心に迫る。

著者プロフィール

(Jacques Bouveresse)
1940年生まれ。エコール・ノルマル・シュペリユール卒。パリ第Ⅰ大学教授などを経て、1995年にコレージュ・ド・フランス教授に就任。2010年に退官し、現在は同名誉教授。ウィトゲンシュタインや、ムージルやクラウスなどの研究で知られると同時に、フランス現代思想に対する厳しい批判でも知られる。邦訳された著書に、『哲学の自食症候群』、『合理性とシニシズム──現代理性批判の迷宮』(以上、法政大学出版局)、『アナロジーの罠──フランス現代思想批判』(新書館)、『ウィトゲンシュタインからフロイトへ──哲学・神話・疑似科学』、『言うことと、なにも言わないこと──非論理性・不可能性・ナンセンス』(以上、国文社)がある。

「2014年 『規則の力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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