所有の歴史 〈新装版〉: 本義にも転義にも (叢書・ウニベルシタス 440)

著者 : ジャック・アタリ 山内昶

• 法政大学出版局 (2014年5月21日発売)

作品紹介・あらすじ

人間の固有性の喪失と死への恐怖という視座から人類社会の秩序の時空をあまねく渉猟・剔抉・解読し、女性・土地・貨幣という多産財が秩序のコードとして諸社会を基礎づけてきた歴史を博覧強記の考証で暴きつつ、ポスト資本主義の展望を探る。

感想・レビュー・書評

[1472639番目の読書家さんの感想 · 2022年9月11日]

京橋

[historytheoryさんの感想 · 2020年7月25日]

AJa

[baxさんの感想 · 2014年11月5日]

［　内容　］
人間の固有性の喪失と死への恐怖という独自の視座から人類社会の秩序と時空史をあまねく渉猟・剔抉・解読し、〈女性〉〈土地〉〈貨幣〉という多産財が秩序のコードとして諸社会を基礎づけてきた歴史を博覧強記のデータをもとに暴きつつ、ポスト資本主義への展望を探る。

［　目次　］
第１章　生命のモノ（持ち＝食べること；武器を持つ狩人；遊牧民と家畜の群れ；農民と種子　ほか）
第２章　モノの力（死者の像；土地国家；名前と身体；モノの力〈事の成行き〉；法による存在　ほか）
第３章　自己のために持つこと（《自己の死》；名前の生；名前、それは貨幣；三つの名前；交差と初夜権　ほか）
第４章　人間の固有性（生きること、それだけ；狩の形象；独占と首都；誰のために国家は動くのか　ほか）

［　問題提起　］


［　結論　］


［　コメント　］


［　読了した日　］

著者プロフィール

ジャック・アタリ（Jaques Attali）
1943年アルジェリア生まれ。パリ理工科学校を卒業、1981年大統領特別顧問、1991年欧州復興開発銀行初代総裁。1998年に発展途上国支援のNPOを創設。邦訳著書に『アンチ・エコノミクス』『ノイズ』『カニバリスムの秩序』『21世紀の歴史』『1492　西欧文明の世界支配』など多数。

「2022年 『時間の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」