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- Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
- / ISBN・EAN: 9784588120749
作品紹介・あらすじ
ハイパー産業化により意識と時間概念が管理されるコントロール社会では、人々は「誰も」個体として存在できず、誰もが〈誰でもない者〉となり、〈生き難さを生きる〉ことしかできない。カントの批判哲学とフッサールの現象学を根源的に問い直し、既存の文化産業批判論を刷新して展開する斬新なメディア批判理論。ポスト構造主義の次世代を担う哲学者の主著シリーズ。待望の最新刊。
感想・レビュー・書評
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「わたしの時間は、つねに他者の時間である」という第1章の言葉は、社会時間を認識するものにとっては、あらゆる意味において衝撃的だ。そして、時間の示す過去把持にも段階があり、記憶の産業化をもたらすとする映画時間分析は魅力的なのだ。
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