賭博 1 (ものと人間の文化史 40-1)

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  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588204012

作品紹介・あらすじ

時代,地域,階層を超えて連綿と行なわれてきた賭博。その起源を古代の神判,スポーツ,遊戯等の中に探りつつ,抑圧と許容の歴史を物語る。全Ⅲ分冊の〈総説篇〉。

感想・レビュー・書評

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  • 作曲家すぎやまこういちがゲーム愛好家で収集してて本書に協力してるのが驚き。賭博により生産が滞る事を恐れて権力者が弾圧した歴史と世界中の様々な賭博を紹介。娯楽がないから賭博してた古代も垣間見える。

  • 1980年出版だ。
     かつて神のお言葉を聴くためのメディアと儀礼であった賭博が、零落した様をざっくり三回繰り返し探る一発目。
     インド神話でもエジプト神話でも、とにかく神々が「さぁ皆さん博奕やってますか」とばかりにとばくにかまけるので大変な旨ほか。

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著者プロフィール

1930年長崎市に生まれる。旧制甲南高等学校卒業。以来、将棋史および盤上遊戯史を研究。
大英博物館リーディングルーム・メンバー、国際チェス史研究グループ会員、チェス史研究支援財団名誉会員、チェス・コレクターズ・インターナショナル会員、遊戯史学会会長、日本将棋連盟将棋歴史文化アドバイザー。第17回将棋ペンクラブ大賞特別賞、第21回大山康晴賞受賞。
著書に、『賭博の日本史』『碁打ち・将棋指しの江戸』『碁打ち・将棋指しの誕生』『将棋の起源』『盤上遊戯の世界史』『日本遊戯史』『日本遊戯思想史』『将棋の歴史』『遊戯の起源』『江戸の目明かし』(以上、平凡社)、『将棋I・II』『盤上遊戯』『賭博I・II・III』『碁』『さいころ』『すごろくI・II』『合わせもの』『チェス』『遊戯I・II』(以上、法政大学出版局)、『将棋の駒はなぜ40枚か』(集英社)、『ゲームの博物誌』(JICC出版局)、『将軍家「将棋指南役」』(洋泉社)、『小さな藩の奇跡』(KADOKAWA)など。

「2021年 『〈大橋家文書〉の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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