南部絵暦 (ものと人間の文化史 42)

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  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588204210

作品紹介・あらすじ

田山・盛岡地方で「盲暦」として古くから親しまれてきた独得の絵解き暦を詳しく紹介しつつその全体像を復元する。その無類の生活暦は,南部農民の哀歓をつたえる。

感想・レビュー・書評

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  • 標題からは、いつの時代のどういうものかわからなかった。
    南部といえば、南部鉄が代表だと思っていた。
    絵暦といっても、暦に絵が描いてあるのだろうかという想像しかつかなかった。

    文字が読めない人のための暦として、絵暦が普及していたことを本書で始めて知った。
    また、本書の図、写真は情報を一つの紙に収めるための技法としても、いろいろな考え方を教えてくれる。

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著者プロフィール

1930年、東京・日本橋生まれ。早稲田大学教育学部卒業。同大学大学院修了。女子美術大学教授、文化女子大学教授を経て女子美術大学名誉教授。「暦の会」会長。『旧暦読本』『年中行事読本』(創元社)、『暦の大事典』(朝倉書店)、『現代こよみ読み解き事典』(柏書房)など著書多数。

「2015年 『改訂新版 旧暦読本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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