和紙植物 (ものと人間の文化史 181)

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  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588218118

作品紹介・あらすじ

和紙の歴史については多くの著述があるが、その原木である雁皮(ガンピ)、三椏(ミツマタ)、楮(コウゾ)という三種の植物について書かれたものは極めて少ない。本書は、紙が漉かれ始めた奈良時代以降から現代まで、これら原木の育成から伐採、皮剝ぎまでの工程を中心に、生産者たちの苦闘の歴史を描き、生産地の過疎化・高齢化、野生獣による被害の問題にもおよんで和紙の未来に警鐘を鳴らす。

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

1937年、岡山県に生まれる。1956年から1993年まで大阪営林局で国有林における森林の育成・経営計画業務などに従事、1993~2003年3月まで近畿大学総務部総務課に勤務。2003年より2009年まで(財)水利科学研究所客員研究員。1993年第38回林業技術賞受賞。

「2018年 『和紙植物』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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