死の考古学 新装版: 古代エジプトの神と墓

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588354076

作品紹介・あらすじ

古代エジプトにおける永遠・永世の観念とミイラの誕生を語り、それに伴う埋葬所と埋葬品の充実の経緯、柩と棺の構造と進歩、神聖動物のミイラと墓の話、さらには墓の安全性と盗掘にまつわる興味つきない物語の数々を、データと豊富な写真・図版を駆使して総合的に描く。謎に包まれた埋葬の実状を入念に考察した本書は、永遠を求めてたゆまぬ歩みを続けた「神殿と墓の文明」を浮彫りにする。

感想・レビュー・書評

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  • 2009/11/12 図書館で目に付いたので借りて読み始める。
    12/2 内容重すぎ・・・途中で投げ出し返却〜。
    (この場合、読中も読了もつけられないので 「マークなし」 → 新ルールで 未読=全部読めなかった にする)

    ☆ ちょっと内容の濃い本は、前書き・目次・あとがき(訳者あとがき)などを先に読むことが多い。
    それだけでも、なかなか面白そうな気配が感じられます。

    著者の本、こっちを先に読んだほうがいいかも!
     → 「大英博物館 図説 古代エジプト史」

    本書の訳者 酒井伝六氏は、エジプト考古学関連の翻訳も多いし、 自身の著書もあります。
    「訳者あとがき」で紹介されてい本を忘れないように ピックアップ。
    この本を読んだら、次に読みたい!

     ・ 古代エジプト動物記 (1984年) 酒井伝六/著
     ・ 王家の谷 (教養選書 8) 酒井伝六/著
     ・ ピラミッドの謎 (教養選書 21) 酒井伝六/著

    内容 :
    古代エジプトにおける永遠・永世の観念とミイラの誕生を語り、
    それに伴う埋葬所と埋葬品の充実の経緯、柩と棺の構造と進歩、さらには墓の安全性と盗掘にまつわる物語などを、
    データと豊富な写真・図版を駆使して総合的に描く。

    著者 : アラン・ジェフリー スペンサー
    1949年マンチェスター生まれ。リヴァプール大学でエジプト学を修め、学位取得。
    大英博物館エジプト部職員となる。

    翻訳者 :
    ・ 酒井 傳六 → 
    1921年、新潟県に生まれる。東京外国語学校仏語部卒業。
    1955‐57年、朝日新聞特派員としてエジプトに滞在。
    その後は日本オリエント学会会員として古代エジプトの研究と著述に従事。1991年8月17日逝去

  • 古代エジプトのミイラや葬儀全般にまつわる入門書。ミイラの作り方や埋葬方法、棺の様式などが、社会の変化や意識、技術の進歩に応じてどのように変化(あるいは、逆戻りの退化)していったかなどが興味深かった。

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