生と死のケルト美学

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  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588410314

作品紹介・あらすじ

美しき緑の国アイルランド──ハリウッド映画のロケ地としても名高いこの国には、外見の美しさにとどまらないヨーロッパ文化の古層をなすケルト的感性が、抑圧の歴史とともに今も息づいている。『静かなる男』、『アラン』など四つの映画を題材に、イメージの運動である映画にこそ結晶する独自の感性を読み取り、極西の国に眠る豊饒と希望を描き出す。情熱あふれる語りで堪能する映画とアイルランドの世界!

感想・レビュー・書評

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  • 【請求記号】7700:1397

  • 実は題材に挙げられている映画は一本も観たことがないんだけど、スターウォーズ『フォースの覚醒』の最後のシーンがアイルランドの聖なる島「スケリグ・マイケル」だったっていうのを初めて知った。観てる時、ものすごい予算かけて空撮してるなあと思ってたんだよね。あと映画『ET』で、実はETはケルトの妖精、自転車が空を飛んでいる日がハロウィンで、あの世とこの世が繋がり生者と死者が交流するという話だとは、なるほどねえ。

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著者プロフィール

1970年3月群馬県渋川市生まれ。現在、広島大学大学院総合科学研究科教授(美学・芸術学・文化創造論)。1993 年3月大阪大学文学部(美学・文芸学)卒業。大阪大学大学院文学研究科博士課程(芸術学・美学)修了。エドマンド・バーク美学の研究で大阪大学より博士(文学)号取得。日本学術振興会特別研究員PDを経て、2004年4月より広島大学総合科学部助教授。広島大学大学院総合科学研究科准教授を経て、2016年2月より現職。甲南大学、島根大学、大阪大学などで非常勤講師を歴任。2011年4月より一年間、トリニティ・カレッジ・ダブリン客員研究員(歴史学)としてアイルランドに滞在。主著に『崇高の美学』(講談社、2008年)など。

「2016年 『生と死のケルト美学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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