テプフェール: マンガの発明

  • 法政大学出版局
4.00
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 26
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588420139

作品紹介・あらすじ

西洋世界で初めて、物語を展開するコマ割りマンガを制作し、その最初の理論化まで遂行した異才ロドルフ・テプフェール。その生涯と作品を、現代最高のマンガ研究者・批評家である著者たちが紹介し、作家の歴史的意義を明確に位置づけた画期的著作。線と記号による芸術としての、マンガの起源と現在に関心をもつ万人に必読の書。『観相学試論』ほか、テプフェール自身の理論的テクストも収録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • <閲覧スタッフより>
    1837年、『ジャボ氏』という絵物語を刊行したテプフェールは、その解説のなかで「“直に飛び込んでくるような”語りの技法」としてのマンガの可能性を西洋で誰よりも早く、的確に見出した。本書は、当代のBD作家、研究者がテプフェールの生涯や作品、テクストを紹介した一冊です。

    --------------------------------------
    所在記号:726.101||クル
    資料番号:10226024
    --------------------------------------

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784588420139

  • テプフェールって理屈っぽい人だったのかな?

    法政大学出版局のPR
    http://www.h-up.com/books/isbn978-4-588-42013-9.html

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

(Thierry Groensteen)
1957年ベルギー生まれ。『バンド・デシネのシステム』で博士号取得(トゥールーズ第二大学)。『カイエ・ドゥ・ラ・バンド・デシネ』誌やバンド・デシネの専門誌『九番目の芸術』の編集に携わり、CNBDI(国立マンガ・映像センター)のディレクターを務めた。『タンタンの笑い』、『未確認文化物体』、『バンド・デシネ使用法』などマンガに関する著作も多く、各種イベントの企画、大学で教鞭をとるなど、精力的に活動している。邦訳に『線が顔になるとき──バンドデシネとグラフィックアート』(人文書院)、『マンガのシステム──コマはなぜ物語になるのか』(上記博士論文、青土社)がある。

「2014年 『テプフェール マンガの発明』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ティエリ・グルンステンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×