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- Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
- / ISBN・EAN: 9784588490217
作品紹介・あらすじ
おとぎ話は子どもが成長過程で出会う様々な心理的葛藤の投影にほかならない,とする観点から有名無名の作品を解釈し直し,おとぎ話本来の魅力を感動的に伝える。
感想・レビュー・書評
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虚栄、大食、羨望、欺瞞、性欲、貪欲、怠惰。
これらが入り組んだおとぎ話には、幼い子どもたちへの教訓を含んでいる。
悪い魔女は自身の一部でもあり、それが退治されることで自分の中にある悪を克服していく。
話の大元は同じでも版によっては細部が違ったり、意外と知らないおとぎ話がたくさんあって興味深かった。
第12章のおとぎ話の未来で言及している、巡り変わる時代や文化が反映されたおとぎ話の姿は面白いと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
~概要~
よく知った童話の心理学的な解釈等がまとめてあります。
~感想~
少々偏った読み方をしているとは感じますが、「童話にこんな解釈が!」と新世界を発見できます。
お伽話や童話といったものにはお決まりの登場人物やキーワードがたくさん出てきます。
魔女、小人、お姫様、3つの願い……さてはてそれっていったいなんでなんだろう?と考えているとしたら、ページが次々と繰られるはずです。
「へー」「あぁー・・・」「ほー」となりたい人必見。 -
お伽噺に魔女は不可欠なのは何故か。
魔女の役割って何なのか。
そもそも魔女とは何なのかを探求した本。
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