土地の名前、どこにもない場所としての: ツェラーンのアウシュヴィッツ、ベルリン、ウクライナ
- 法政大学出版局 (2015年6月19日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784588495106
作品紹介・あらすじ
アドルノの「アウシュヴィッツ以降に詩を書くことは野蛮だ」という言葉の後でもほとんど唯一認められた詩人、パウル・ツェラーン。その詩篇を詳細に解釈し、「言語」と「現実」の収斂点として三つのトポスを、アナグラム的な言葉の断片のなかに浮かびあがらせ、その「土地の名前」が逆説的にも「どこにもない場所」であることを指し示す。ひとは問いかえさないではいられないだろう、これは「詩」なのだろうか、と。
感想・レビュー・書評
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アウシュビッツでは1日に最大で4756体の処理能力を持っていた。死体を焼却する燃料としてはコークスが使用された。
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