分断するコミュニティ: オーストラリアの移民・先住民族政策

著者 : 塩原良和

• 法政大学出版局 (2017年10月3日発売)

作品紹介・あらすじ

固有の権利を主張する先住民族、母国を追われた難民、高度な技能を持つ移民など、多様な背景を持つ他者が増え続ける現在、社会の構成員の平等をめざしたシティズンシップの理念は変容を迫られている。コミュニティを重視するとしてマイノリティに自己責任の価値観を押しつけ、効率性を追求する新自由主義的政策の問題点を長年の現地調査から考察し、それが社会的分断を深めると警鐘を鳴らす。

感想・レビュー・書評

[学習院大学 法経図書センターさんの感想 · 2017年11月1日]

東2法経図・開架 316.8A/Sh71b//K

[checklibraryさんの感想 · 2017年11月1日]

まもなく配架予定　　　
http://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB24493967

著者プロフィール

慶應義塾大学法学部教授。専門：社会学、社会変動論、多文化主義／多文化共生研究。主な著作：『分断と対話の社会学――グローバル社会を生きるための想像力』（慶應義塾大学出版会、2017年）、『分断するコミュニティ――オーストラリアの移民・先住民族政策』（法政大学出版局、2017年）。

「2022年 『オルター・ポリティクス』 で使われていた紹介文から引用しています。」